ド軍35歳の止まらぬ怒り「神経を理解できない」 ヤ軍ファンの“愚行”「永久追放にすべき」
WSで起きたヤ軍ファンの暴挙にド軍ロハスが苦言「残念なことだよ」
ドジャースのミゲル・ロハス内野手が米メディア「ジョムボーイ・メディア」のポッドキャスト番組「クリス・ローズ・ローテーション」に出演し、ヤンキースとのワールドシリーズを回顧。第4戦でヤンキースファンが起こした“愚行”に怒りを表し、「彼らの神経を理解できない」などと苦言を呈した。 【映像】大谷翔平に「泣きかけた」 ベンチ前で3秒間の抱擁…同僚が届けた思い 10月29日(日本時間30日)にヤンキースタジアムで行われた第4戦の初回、右翼のムーキー・ベッツ内野手は右翼フェンス際の飛球をジャンプしてキャッチした。その直後、最前列にいたファン2人がベッツのグラブと右腕をつかみ、グラブからボールを奪おうとした。ボールはグラブからこぼれ落ちたが、記録は右邪飛。“邪魔”されたベッツは怒り心頭の様子だった。ヤンキースのユニホームを着た2人は警備員に促され、即退場となった。 司会を務めるクリス・ローズ氏に「見解をお聞かせください」と問われたロハスは険しい表情。「ボールはスタンドに飛んだから、ファンがキャッチしようとするのは問題ないことだ。でも、なぜ(ベッツのグラブの)上に(体重を)乗せる必要があるんだい? 怪我するじゃないか。フェンスは固いんだ。やっていいことではない。彼らの神経を理解することはできない」と厳しい口調で語った。 さらにロハスは「応援するチームにとってもいいことはない。キャッチの妨害をするという目的は既に果たしたんだ。(ベッツが)キャッチをしたんだったら、(手を)放さないといけない」と指摘。「いい行いだとは思えない。だから、退場させられたんだろうけど。怪我する可能性があったことは、残念なことだよ」とも述べた。 ローズ氏が「来シーズンのチケットを没収するべきだと思います」と語ると、「君の意見に同意するよ。永久追放にすべきだ」とロハス。加えて「ファンは『私たちはフェンスを守ることに誇りを持っている』みたいなことを言っていましたね。10人目の野手だ」とローズ氏が水を向けると、「いつから彼のフェンスになったんだろうね! あのフェンスはヤンキースタジアムのもの! 彼のフェンスではないよ! たまにファンはわからないことをするね」と呼応した。35歳ベテランは、ワールドシリーズに水を差した“愚行”に黙っていれらなかったようだ。
Full-Count編集部