被災地の輪島でユニクロ出張販売 仮設住宅地区、30品目
衣料品店のユニクロが22日、能登半島地震で被災した石川県輪島市で、出張販売をした。仮設住宅がある輪島市マリンタウンの一角で、被災者の要望が多い夏物を中心に約30品目を販売した。 市内のみなし仮設住宅に身を寄せる事務職松原俊恵さん(53)は息子の竜哉さん(24)と訪れた。「仮設住宅に住む父と母の分の夏服を買いに来た」と話した。 同社によると、地震後、衣料品の無償提供などの支援に取り組んでおり、高齢者や車を持っていない人が利用しやすいよう、出張販売を決めた。 販売責任者の岡田恵治さん(50)は「暑い夏を少しでも快適に過ごしてもらいたい」と話した。 出張販売は23日も実施する。