50代夫婦、終活へ向けた小さな暮らし。「捨てて大丈夫だったもの」3つ
50代の夫婦ふたりで暮らすミニマリストの本多めぐさんは、終活に備え、少しずつ暮らしを小さくしています。今回は引っ越しに際し、手放したものについて紹介してくれました。 【写真】使わなくなった家電は捨てて、コンビニで代用できる
1:固定電話。スマホのおかげで家の電話は不要に
引っ越しを機に、固定電話を手放しました。スマホの普及で、家の固定電話を使う機会がほとんどなくなりました。使わないのに毎月料金を支払うのはもったいないです。アンケート勧誘や不要な電話がかかってくるデメリットもあります。 スマホを持たないお年寄りやお子さんがいる家庭では固定電話は必要かもしれませんが、50代の二人暮らしには不要です。FAXも使いませんし、維持するメリットがないため解約しました。 固定電話をなくしたことで、部屋が広くなりました! リビング内でスペースを取っていたものがなくなると、とても気持ちがいいです。
2:本棚とCDラック。地震対策も兼ねて、背の高い家具は減らす
本棚は地震で倒れる危険があるため、もともと上半分をあけて下半分しか使っていませんでした。物を減らしていくうちに中に入れる本も減ったので、この機会に処分することにしました。 また、CDラックも持っていました。夫が大量のCDを持っていたためラックに納めていたのですが、時代が変わりCDをデータで持つように変化したので、CDは処分し、ラックも手放しました。 「CDラック」「本棚」など専用家具は用途が限られるので、汎用性が高く、背が低いカラーボックスに買い替え予定です。
3:使う頻度が少なくなったプリンター。コンビニプリントで代用
以前は仕事で頻繁に使っていたのですが、使う機会が減ったプリンターを手放すことにしました。必要な時はコンビニプリントを利用すればいいので、たまに使うならそれで充分だと感じています。 プリンターはあると便利な反面、意外とメンテナンスが必要です。インクの詰まりや印刷がかすれたりとトラブルもつきもの。さらにインク代もかかりますので、使う頻度が低いならコンビニプリントの活用はコスパよく賢い選択だと思います。 またプリンター本体がないぶん、部屋のスペースが広くなるメリットも見逃せません。
暮らしをコンパクトにして老後をラクにする
50代夫婦が引っ越しのきっかけで手放した3つのものを紹介しました。時代が変われば必要なものも変わりますし、また加齢とともに、なるべく小さく自分で運べるサイズのものが都合がよくなったりも。 大きな家具は、自分で動かせないために模様替えもできませんし、そして引越しや手放すときには、業者さんに来てもらわなければならずお金もかかります。 コンパクトにしておくことで老後をラクにしていきたいと思います。ものを減らしたい方にヒントになればうれしいです。
本多めぐ