パンの代わりに「うまい棒」がマッチ? 丸大食品の斬新ホットドッグ、試してみた
食品メーカー「丸大食品」(本社:大阪府高槻市)が7月17日のホットドッグの日に、「やおきん」の看板商品「うまい棒」で自社のウインナーを挟んだ写真を、「『ホットドッグの日』ということで パンに代わる相方を本気で探したところ 『うまい棒』がドンピシャでした。」(原文ママ)という文言とともに投稿。 【写真】うまい棒サンド、そのほかのレシピ すると「やおきん」公式も、「溝のおかげでこんな出会いもあるんですね・・・」と返答するなど話題となった。うまい棒とウインナー、斬新すぎる組み合わせだが、思わず試してみたくなるこのレシピについて、「丸大食品」の担当者に詳しい話を訊いてみた。 ■ 穴のある食べ物5種を試した結果… ──うまい棒が意外な相方になっており、驚きました。何種類ほどの「相方」を試して見つかったのでしょうか? 燻製屋ウインナーがはまりそうな穴のある食べ物を探し、ちくわ、うまい棒、チョココロネ、パイナップル、バウムクーヘンの5種類を試しました。その結果、味や見た目、驚きにおいて見事に全ハマりしたのが「うまい棒」でした。 ──うまい棒は多種多様なフレーバーがありますが、おすすめのフレーバーはありますか? コーンポタージュ味がおすすめです! ウインナーの香辛料のスパイシーさとコーンポタージュ味の甘さがマッチして予想外のおいしさと出合えますよ。 ──作るときのコツはありますか? うまい棒を切るときは、包丁の刃を入れて、スーッと引くと驚くほど綺麗に切れます。 ウインナーをのせると重さで不安定になるので、チーズも一緒にのせると、チーズが固まって接着剤代わりになります。挟んだ状態で切る時は、ザクッと勢いづけて切ると綺麗に切れます。 ウインナーの肉汁が「うまい棒」に染みた、背徳感のある新感覚ホットドッグが味わえます。素早く作ると、うまい棒のサクサク感もお楽しみいただけますよ。ぜひ試してみてください。 ■ おやつというより、お酒のおつまみ? うまい棒のコーンポタージュ味と燻製屋熟成あらびきポークウインナーを使って作ってみた。アドバイスの通り、包丁の刃を入れて力をあまり入れないように引くと、綺麗に縦半分にカットできた。あとはウインナーやチーズを挟み、ケチャップ、マスタードを好きなだけかけるだけで、すぐに完成。 食べてみるとウインナーの旨みとコーンポタージュの甘み、ケチャップやマスタードの酸味がマッチ。味が濃いので、おやつというよりも、お酒のおつまみにするのがぴったりだと感じた。 取材・文・写真/野村真帆