『ビザ・キャッシュアップRB』が2024年F1シーズンへの準備でテストを開始。角田裕毅が旧型アルファタウリで走行
2023年までスクーデリア・アルファタウリとして活動したビザ・キャッシュアップRB(Visa Cash App RB)が、今週、イタリア・イモラでF1プライベートテストを開始した。テストは3日間行われ、前半は角田裕毅、後半はダニエル・リカルドが担当する予定だ。 【関連写真】『ビザ・キャッシュアップRB』チームロゴ 1月24日、チームは、『ビザ・キャッシュアップRB(Visa Cash App RB)』への名称変更を発表。同じ週に、2年前のF1マシン、つまり2022年型アルファタウリAT03でのテストを開始した。チームはこのテストについて正式には明かしてはいないが、前半の1日半は角田が、後半の1日半はリカルドが走行する計画となっているようだ。 アルファタウリ時代から、チームは、公式テストがスタートする前にドライバーたちに旧型マシンで走行する機会を与えて、シーズンへの準備を整えさせるという方針をとっている。 近年のF1ではプレシーズンテストが短縮され、今年は2月21~23日のわずか3日間のバーレーンテストの後に、翌週、バーレーンGPでシーズン開幕となる。テスト期間が3日間ということは、各ドライバーは1日半しか走行する時間が与えられないため、事前に万全の準備を整えておくことは非常に効果的だ。2年前のマシンを使用したテストでは、走行距離の制限はなく、フィルミングデーとは異なり、レース用タイヤを使うこともできる。 ビザ・キャッシュアップRBは、マシンの新カラーリングを2月8日、ラスベガスで発表することを明らかにしている。 ビザ・キャッシュアップRB以外にも、マクラーレン、ウイリアムズ、ステーク(元アルファロメオ)も、公式テスト前にプライベートテストを行う可能性がある。 ■2024年型F1マシンの発表日 2月5日(月):ステーク(ザウバー) 2月5日(月):ウイリアムズ 2月7日(水):アルピーヌ 2月8日(木):ビザ・キャッシュアップRB(カラーリング) 2月11日(日):ハース(シェイクダウン) 2月12日(月):アストンマーティン 2月13日(火):フェラーリ 2月14日(水):メルセデス 2月14日(水):マクラーレン 2月15日(木):レッドブル ※2月21~23日:プレシーズンテスト(バーレーン) [オートスポーツweb ]