かっぱ橋で聞く!年始準備、ナニしてる?
■プロが勧める“お役立ち”
かっぱ橋道具街のプロに年始に役立つグッズを聞きました。 紹介してくれるのは便利グッズのプロフェッショナルかっぱ橋道具街の老舗店「飯田屋」六代目飯田結太社長です。 飯田社長 「まず紹介したいのは『モチワリ』。この道具はモチを8等分に細かくする専用の便利グッズ」 名前のとおり餅を割るための道具です。その目的は? 飯田社長 「のどに詰まらせる心配を極限まで少なくしてくれる道具」 お正月には欠かせない食材、切り餅。甘いおしるこに、体が温まるお雑煮など大活躍です。 ところが、餅でのどを詰まらせる事故が毎年絶えません。そこで、このモチワリを使えば通常サイズの切り餅を8等分にカットすることができるんです。 あっという間に幅1.5センチほどの小さな切り餅に。 飯田社長 「餅はのどに詰まってしまう。高齢者や小さい子どもに大丈夫かなと心配しながら食べさせることが多い。でも、このモチワリを使えば餅を小さくカットすることが誰でも簡単にできる。12月中旬ぐらいからどんどん売り上げが伸びている商品」 さらに、正月の料理に大活躍する最新の便利グッズが。 飯田社長 「“通常のあくとり”だと複数回あくを取ると、どうしても目がつまって『これ以上あくが取れない』と経験したことがある人は多いと思う。『あくとりさん』はあくをすくい続けることができる最新のあくとり器」 進化した最新あくとり器の能力は果たして…。鍋のあくを実際にすくってみると、目詰まりすることなくあくをとることができます。 なぜ、あくをすくい続けることができるのでしょうか。 飯田社長 「ヒミツは薄く細く入った線。線が0.1ミリ広くても狭くてもダメ。魔法の溝」 ポイントは、この魔法の溝です。 飯田社長 「うっすら穴が空いていて、この穴が絶妙で。スープはしっかりしたに落ちる。あくはこの表面に残る。網目が詰まることがないので水に浸してすくい続けることができる」 新年にはどの家庭も常備している冷凍食材を素早く解凍する驚きの便利グッズも登場。 飯田社長 「年始年末大活躍するのが『解凍プレート』です。通常の4~5倍のスピードで解凍が進む。これ超おすすめ」 解凍プレートに氷を置いてみるとみるみる解けていきます。この時点で普通のプレートの氷はほとんど解けていません。 180グラムのステーキ肉はわずか15分ほどで解凍。 飯田社長 「ヒミツは2つ。1つはプレートの素材がアルミ。アルミは熱を吸い取る力がすごく強い。プレート自体が熱を吸い取って空気中に放出する、なので解凍時間が早まる。もう1つのヒミツはこのトレー。このトレーの中にぬるま湯を入れてセットすることでより解凍速度が上がる」 かっぱ橋道具街の店舗はおおむね年末は28日まで年明けは5日から始まります。
テレビ朝日