森保監督の「親子論」、息子3人はサッカー系ユーチューバー…選手へと同様「こうしろ」とは言わない
翔平さん「父さんはいつも、『周りの人に助けられて生活している』と話している。ずっと続けられているのはすごい。俺たちも『周りに迷惑をかけるな』、『感謝しろ』と言われてきた。お陰で今があると思う」
森保監督「息子だからちょっと言っていることは多いかもしれないけど、選手への接し方と変わらない。息子も選手も、一人の人として向き合っていきたい。相手が自分と同じ考えではないということは根幹として持っている。『大人だから子だから』、『監督だから選手だから』ではなく、相手を尊重する気持ちを持っているつもり」
<方法は違うが、サッカーに携わる同志として尊重し合う関係だ>
森保監督「一握りの人しかトップにたどりつけないけど、楽しむというところで、たくさんの人がサッカーを続けてほしい。ポジションは違うけど、『サッカーファミリー』の輪を広げる意味で、息子たちはすごいことをしている」
翔平さん「僕たちは常に父さんを応援するだけ。いつも通りの変わらない父さんでいてくれたらいい」
SNS 堂安らも積極発信
サッカー関連の動画をSNSで積極的に発信している現役選手や元選手は多い。
横浜Mや浦和などで活躍した那須大亮さんのユーチューブチャンネルは、著名人へのインタビューや、強豪チームへの「体験入部」など充実した内容を誇る。「LISEM」とも共演している。現役の日本代表選手も、堂安律(フライブルク)が親交の深い板倉滉(ボルシアMG)との対談を配信するなどしている。圭悟さんは「SNSによって、サッカー好きな人がサッカーに触れる時間は増えている。認知は確実に広がっている」と話している。