森保監督の「親子論」、息子3人はサッカー系ユーチューバー…選手へと同様「こうしろ」とは言わない
陸さん「最初は兄貴たちの試合を見に行くのが嫌だったけど、いつの間にか好きになっていた」
森保監督「『森保の息子だから優遇されている』という目を向けられることもあると思っていた。距離は取るようにしていた」
翔平さん「嫌な思いはしたことがない。色んな人に話しかけてもらって、いいことがたくさんあった」
陸さん「俺は父さんがトップの監督だったから、『父さんがいるから広島に入れたんだろ』と言われたことはある。監督を辞める時、『何か言われるかもしれないけど、陸は陸だから気にすることはないよ』と連絡が来た」
森保監督「陸は一番ケア(手当て)をしないといけないと思っていた」
圭悟さん「今も日本代表がうまくいかないと、『監督を代えろ』とかメッセージが来る。でも俺に言っても変わらない(笑)」
息子も選手も「一人の人」として
失敗しながら
<人生の岐路で、意見を押しつけることはしない>
翔平さん「Jリーグのクラブとの契約が終わって、海外という選択肢を提示してくれた。いつも気にかけてくれていると感じる」
森保監督「選択肢を伝えながら、『こうしろ』とは言わないようにしている。主体的に『これをしたい』と思える方が、その後に生きて、より後悔がなくなる。自分はそうやって人生を歩いてきた。否定して、覚悟を確かめることもある」
圭悟さん「ユースに上がる時、『高校サッカーの方が注目度が高いぞ』と言われた。小6の時、ニュージーランドに一人でホームステイをさせられた」
森保監督「圭悟はやんちゃで、日本のルールからはみ出しちゃうから、海外の価値観に刺激を受けて、失敗しながら、好きなものを見つけてほしいと思った」
輪を広げる
<今も親子関係は変わらない>
森保監督「彼らがいてくれて人生をサッカーを頑張ってこられた。今もパワーをもらっているし、彼らを大好きなのも変わらない」
圭悟さん「(翔平さん、圭悟さんの)結婚式2回とも泣いていた(笑)」
森保監督「3人目は泣かない(笑)」