西郷里奈が秋田史帆に逆転勝利、苦しみ抜いた末に2022年5月以来のITFツアー2勝目 [W15東京大東建託オープン/テニス]
西郷里奈が秋田史帆に逆転勝利、苦しみ抜いた末に2022年5月以来のITFツアー2勝目 [W15東京大東建託オープン/テニス]
国内で開催される国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「W15東京大東建託オープン supported by JWT50」(ITFワールドテニスツアーW15/東京都江東区・有明テニスの森公園コート/本戦6月11~16日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第3シードの西郷里奈(東急スポーツシステム)が第6シードの秋田史帆(テニスラウンジ)に4-6 7-6(6) 7-5で逆転勝利をおさめて優勝を飾った。 【表彰写真】女子ダブルス優勝の小関みちか、井上明里、準優勝の宮本愛弓、永田杏里 [W15東京大東建託オープン supported by JWT50] 第1セットをとした西郷は第2セット2-5から巻き返してタイブレークの末に試合を振り出しに戻し、第3セット0-4から4-4に追いついたあとサービスダウンを喫したあと最後の3ゲームを連取して2時間50分で勝利をもぎ取った。 23歳の西郷がITFツアーの同種目で決勝に進出したのは、初タイトルを獲得した2022年5月のアンタルヤ(W15/クレーコート)以来でキャリア2度目だった。 今大会での西郷は1回戦で予選勝者のカン・ナヒョン(韓国)を7-5 6-0で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)の吉田紗良(KPI ACADEMY)を6-1 6-3で、準々決勝で第5シードの村松千裕(グラムスリー)を6-2 7-6(1)で、準決勝ではリュー理沙マリー(フリー)を1-6 6-3 6-2で破って決勝進出を決めていた。 2020年全日本テニス選手権チャンピオンで34歳の秋田は3週間前の福井(W15/ハードコート)でも決勝に進出したが、虫賀心央(名古屋LTC)に5-7 4-6で敗れて2020年3月のパース(W25/ハードコート)以来となるITFツアー7勝目を逃していた。 <大会最終日◎6月16日|試合結果> ■女子シングルス決勝 ○9西郷里奈(日本/東急スポーツシステム)[3] 4-6 7-6(6) 7-5 ●25秋田史帆(日本/テニスラウンジ)[6] ※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位
テニスマガジン編集部