北アルプス前穂高岳と小蓮華山で遭難相次ぐ
長野県警松本署によると、11日午後1時30分過ぎ、北アルプス前穂高岳の紀美子平付近(標高約2900メートル)で、埼玉県上尾市の会社員女性(56)が足を滑らせて転倒し、右手首骨折の重傷。本人からの救助要請で消防ヘリコプターが出動し、松本市内の病院に運んだ。女性は2人パーティーで上高地から入山し、前穂高岳を目指していた。 【随時更新】信州の山岳遭難の状況一覧(山域別) 同県警大町署によると、11日午後2時30分過ぎ、北アルプス小蓮華山の登山道(標高約2690メートル)で、カナダ国籍の29歳と27歳の男性が疲労で動けなくなり、救助要請をした。消防のヘリコプターが出動し、松本市内の病院に運んだ。2人ともけがはないもよう。