テニス=ジョコビッチ、コロナ禍に豪ホテルで「毒になる食事」摂取
[9日 ロイター] - 男子テニスで四大大会シングルス24勝を誇るノバク・ジョコビッチ(37、セルビア)が、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)中の2022年にオーストラリアに入国できずメルボルン空港で足止めとなった際、ホテル滞在中に提供された食事が重金属で汚染されていたとの見解を明らかにした。 新型コロナワクチン未接種だったジョコビッチは当時、全豪オープン出場のためにメルボルンの空港に到着したものの入国が認められず、手続きのために亡命希望者と同じホテルに滞在した。 食事を厳格に管理していることで知られるジョコビッチは、GQが9日に掲載したインタビューで「メルボルンのホテルで自分には毒になる食べ物を与えられていた。セルビアに戻ってから発覚したことがある。公の場で話したことはないが、重金属の数値がものすごく高かった。鉛、水銀の数値が非常に高かった」と述べた。 メルボルンの地元紙ヘラルド・サンによると、ジョコビッチは3年前のこの経験からメルボルンの空港に到着するとストレスを感じるという。