とんかつチェーン「かつや」で一人飲み。ヒレカツ、メンチカツ、海老フライ&ビールが“驚きの金額”で
かつやでその行為は図太すぎ!?
はい決まり! 「海老・ヒレ・メンチカツ定食」(979円)でお願いします! ごはんは半分で。それからもちろんお酒。あるのは缶ビールのみのようなので、「アサヒスーパードライ」(352円)もお願いします。 すぐにビールがやってきました。わざわざお盆にのって、よく冷えたグラスまで添えてもらえているのが嬉しいです。自分でトクトクトクッと注ぐと、おー、美しい割合! 料理が届く前にちょっと失礼して、ごくごくごく……あ~、うめぇ。 ちなみに卓上には、単品で追加注文できる揚げものメニューが数種類。 あら、「ポテトコロッケ」「カニクリームコロッケ」「アジフライ」「イカフライ」と、さっきのメニュー表にはなかった品々があるじゃないですか。これまたいいな~。というか、ごはんものを頼まずとも、ここから2、3品頼むだけでじゅうぶん飲めるな。けど、かつやでその行為はさすがに図太すぎますかね。
サクサクジューシーメンチカツ
そしてそして。いよいよ海老・ヒレ・メンチカツ定食が到着! いや~、これは壮観。まず、中央の揚げもの三銃士たちが頼もしすぎる。それからあんまり意識してなかったんですが、そうか、定食にはとん汁もついてくるのか。これはラッキー。さらに、たっぷりの千切りキャベツとごはん。ごはんは半分にしてもらったんですが、それでも僕がふだん家で食べている1膳ぶん以上の量があるな。あらためて値段から考えるに、ものすごいお得感だ。 しかもですね、揚げものたちのひとつひとつが、想像を超えて巨大なんですよね。特にメンチカツの重量感は驚きのレベル。 さて、ではまずそのメンチカツからいってみましょう。箸でさくっと半分に割ると、断面から立ち上る蒸気とともに、じゅわーっとあふれる肉汁。あぁ、これは間違いないやつだ。 思いきってかぶりつくと、荒めながらさくさくと軽快な衣に包まれたジューシーな豚肉の旨味が、口いっぱいに広がります。適度な塩気と軽快な油感で、見た目よりもしつこさは感じません。さすが専門店。めちゃくちゃハイクオリティなメンチカツだ。ぐびりと追いかけるビールがもう! そうしたら当然、ソースドボドボバージョンも味わっていきましょう。 こうなってくると、がぶりとメンチをほおばった次は、いったん白メシ不可避でしょう。甘酸っぱいソースをまとったメンチカツとごはんの相性に昇天しかけた後、ビールで正気に戻る。しばらくはそのくり返しを堪能します。