【過熱する中学受験のリアル】子どもとの関係が悪化!? 親がやってはいけないこと
親が勉強を教える時の心得
親御さんが勉強を教える機会は、少なからず発生します。しかし、保護者の方が勉強を教え出すと、だいたい良い方向に転がりません。 多くの親御さんがお子さんを何とかしたくて勉強を教えているのに、焦りや期待のせいで「なんでこんな問題もできないの!」とキツく当たってしまうものです。こうなると、親子関係が悪化してしまい、非常にまずい事態になります。 では、どうしたら親子関係の悪化を防ぎながら、勉強を教えることができるのでしょうか。大事な心がけを2つお伝えします。 ・教えるのではなく付き合う ・感情的にならない 親御さんがご自身の知識の中で教えることになると、例えば算数を数学で教えてしまう、ということにもなります。そこで大事なのが、「教えるのではなく付き合う」ということ。つまり、お子さんの勉強内容をわかった上で教えます。ふだん学んでいる内容や解き方をしっかり把握し、それをもとに教えてあげてください。 もう1つの「感情的にならない」は、正直非常に難しいことです。わが子だからこそ、つい叱ってしまうものですよね…。でも、個人的には、これができないならお子さんに勉強を教えない方がいいと思います。親子関係が悪くなっては元も子もありません。 この2つのポイントを押さえた上で勉強を教えるのは、実際難しいことです。その場合は、やはりプロにまかせると割り切ってもいいでしょう。まず頼るべきは、塾の先生なので、定期的に質問に行ってください。それだけで解決できない場合は、家庭教師や個別指導塾で見てもらうことも考えてみましょう。
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