ドルトムントFWハラーが古巣ユトレヒトに7年半ぶりに帰還…レガネスへの期限付き移籍が半年間で打ち切りに
ユトレヒトは、ドルトムントからセバスティアン・ハラーを期限付きで獲得したことを発表した。 アヤックスで活躍して2022年にドルトムントに移籍したハラー。しかし、加入早々に精巣癌と診断されて長期離脱を強いられた同選手だが、その後復活してコートジボワール代表としては、2023年アフリカ・ネイションズカップ制覇に貢献した。それでも、所属クラブではなかなか結果を残せず、昨夏にレガネスに期限付きで加入していた。 そんなハラーだが、レガネスでは公式戦9試合に出場して無得点とここでも結果を残せず。シーズンが進むにつれて出場機会は激減し、ベンチを温める機会が増えていた。そして、今冬の移籍市場で当初は1年間の期限付き移籍だったが、半年間で打ち切りになることが決まった。 そして、ハラーは9日にユトレヒトにシーズン終了までの半年間の期限付き移籍で加入することが決定。コートジボワール代表FWは2015年から2017年まで同クラブに在籍して通算98試合51ゴールを挙げる活躍を残しており、これが7年半ぶりの古巣復帰となった。 ハラーはクラブの公式ウェブサイトで「誰もこれが実現するとは思ってもいなかった。実現したことにとても感謝している。家に帰ってきた感じだ。良い思い出のある場所に足を踏み入れることはもちろんとても良いことだ。とても良い感じを与えてくれるものだ。これからの5カ月間、どこかで僕自身のプレーを見せたかった。家族と離れることは簡単なことではない。この短期間で行きたいと思うクラブは1つしかなかった。ユトレヒトでプレーできなかったら、このような場所を探すことは簡単なことではなかった」と思いを語った。