来夏レヴァークーゼン退団が濃厚なターの争奪戦にリヴァプールも参戦へ ファン・ダイクの後継者候補か
来年夏でレヴァークーゼンとの契約満了
レヴァークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ターは、ドイツ紙『Süddeutschen Zeitung』のインタビュー取材に応じた際、来年6月末で満了となるレヴァークーゼンとの契約を延長する意思がないことを表明した。 [映像]ブンデスリーガ第2節 レヴァークーゼン対ライプツィヒ ハイライト これによって、ターは来年夏に移籍金のかからないフリー移籍で他クラブに行くことが可能になり、新天地としては今夏も同選手の獲得に向けて動いていたバイエルン・ミュンヘンが有力視されている。 しかし、ターの動向を注視しているのはバイエルンだけではないようだ。ドイツ紙『Bild』のクリスティアン・ファルク記者はイギリスメディア『CaughtOffside』に寄稿したコラムの中で、リヴァプールもターの獲得を検討していると指摘している。 同クラブは、ターを来年夏で契約満了となるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクの後継者候補として見ていて、「リヴァプールはターをめぐる争奪戦で大きなアドバンテージを持っていると私は思う。なぜなら、プレミアリーグは彼にとって常に大きな夢だったからだ」とファルク記者はターのリヴァプール行きの可能性が十分にあると予想している。 バイエルンは今年夏のオフシーズン中にレヴァークーゼンに対してターの獲得に向けた正式オファーを提示したが、移籍金の金額がレヴァークーゼンの要求額に達していなかったために交渉は決裂していた。そのため、来夏再びターの獲得に動くものと見られているが、ファルク記者の見立て通りリヴァプールがターの争奪戦に参加した場合、バイエルンは同選手に対してこれまで以上の好条件を提示する必要が出てくるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部