今年の7月は電気代が「1万3000円」でした。作年の7月と比べて「3000円」も値上がりしていたのですが、仕方ないのでしょうか?
2024年8月から10月まで「酷暑乗り切り緊急支援」が決定している
政府は2024年8月使用分から10月使用分までの電気料金に対して補助をする「酷暑乗り切り緊急支援」を発表しました。 「酷暑乗り切り緊急支援」の値引き単価について、表1にまとめました。 表1
出典:経済産業省 資源エネルギー庁「電気・ガス料金支援」を基に筆者作成 都市ガスの値引きは、家庭および、年間契約料1000万立方メートル未満の企業が対象です。
2024年7月の電気代が値上がりしたのは、「電気・ガス価格激変緩和対策事業」の終了と「再生可能エネルギー発電促進割賦金」の増額が大きな理由として考えられる
2023年7月と比べて、2024年7月の電気代の請求額が値上がりしていた大きな理由には、「電気・ガス価格激変緩和対策事業」の値引きが5月使用分で終了したことと、「再生可能エネルギー発電促進割賦金」が2023年度よりも増額したことにありました。 ただし、2024年8月から10月までの3ヶ月間は「酷暑乗り切り緊急支援」として、電気代の値下げが決定しています。支援だけに頼らず、電力会社の見直しやプランの見直しを行いながら、引き続き電気代の節約を心がけましょう。 出典 経済産業省 再生可能エネルギーのFIT制度・FIP制度における2024年度以降の買取価格等と2024年度の賦課金単価を設定します 電気・ガス料金支援 酷暑乗り切り緊急支援、電気・ガス価格激変緩和対策 資源エネルギー庁 なっとく再生可能エネルギー 固定価格買取制度とは 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部