【速報】無罪の元社長「これだけ時間かかると思わなかった」法廷で訴え 検事の“違法捜査”訴えた訴訟 最高裁が開示認めた18時間の取り調べ映像は次回採用へ
裁判後の会見で弁護団は、「密室で机を叩いて大声で怒鳴って侮辱するような取り調べは、はっきり言って“下の下”。それを検察官が分かっていないということを、あからさまに示すもの(映像)が出てくることになる。そのような前近代的な取り調べが、可視化がなされている中でも行われているという生の事実をしっかり捉えて、取り調べの在り方を検証する材料にしないといけない」と話しました。 特捜部による取り調べをめぐっては、大阪高裁が田渕検事について特別公務員暴行陵虐の罪で刑事裁判を行う決定を出しています。 さらに、山岸さん側は当時捜査を指揮していた主任検事についても、部下の田渕検事に強引な取り調べを指示した疑いや、別の部下が逮捕を待つよう進言したのを無視し職権を乱用して起訴したなど特別公務員暴行陵虐、特別公務員職権乱用、偽証の疑いがあるとして、10月4日、大阪高検に刑事告発しています。