神様に呼ばれないとたどり着けない!? 『玉置神社』を目指して紀伊半島のど真ん中でヒルクライム
駐車場からは、ちょっとしたハイキング
駐車場からは、よく整備された山道を歩きます。高く天に向かって伸びた立派な杉林の中を、15~20分ほど歩いた先に玉置神社があります。
玉置神社の本社には、国土を守る神である國常立尊(くにのとこたちのみこと)、創世の神々である伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)と伊邪那美尊(いざなみのみこと)、太陽の神である天照大神(あまてらすおおみかみ)、そして武運の神である神武天皇こと神日本磐余彦尊(かんやまといわれびこのすめらみこと)が祀られています。これらの神々は、国土の守護や開運、家庭円満をもたらす神々として信仰されています。 お参りのあとは、神社の奥へと進みましょう。今度は急勾配な階段が続きます。5分ほど階段を登った先が、絶景が広がる玉置山の山頂です。 山頂からは5分くらい緩やかに下ると駐車場に帰ってきます。神聖な雰囲気の中、参拝や休憩を含めて、1時間くらいのハイキングになります。
ヒルクライムとハイキングの後は、もちろん腹ごしらえ
そろそろお腹が減る頃です。駐車場に隣接する食事処「栄山」では、カレーや、うどん、めはり寿司など、豊富なメニューが揃います。 筆者のオススメは「しいたけうどん」です。甘く煮付けられた分厚い椎茸が、どっさり入っています。コシのあるうどんは喉越しがよく、どんどん箸が進みます。出汁がしっかり出ている汁まであっという間に完飲してしまいました。
今こそ自転車で訪れたい「玉置神社」
玉置神社は、パワースポットとして近年急激に注目を集めています。筆者が訪れた10月の3連休は、天気も良くマイカーの観光客が殺到していました。 山頂の駐車場はあまり広くないので、なんと最大3時間以上の駐車場待ちが発生していました。自転車であれば渋滞知らずで山頂まで到達することができます。 大ボリュームのヒルクライムを楽しめて、渋滞に関係なくお参りできて、お腹を空かせて食べる「しいたけうどん」はおいしさも倍増。 基本的には、駐車場に停められる車の人数しか神社に参拝ができないため、境内が大混雑ということもありません。 今こそヒルクライムに挑戦する良いタイミングだと思います。
才田直人