バルセロナ、フリック監督の就任を発表! ドタバタ劇でチャビを解任…前ドイツ代表指揮官と2年契約締結
バルセロナは29日、来季からの新指揮官にハンジ・フリック氏が就任することを発表した。契約期間は2026年6月までの2シーズンとなる。 【動画】バルサが新指揮官フリック氏の就任発表。第一声は… バルセロナでは今年1月にチャビ監督が退任を発表するも、その後の成績向上に伴い、4月には一転して退任を撤回。指揮官の残留が決まった。しかし、5月にはチャビ監督のクラブ財政状況を憂う発言により、ジョアン・ラポルタ会長が激怒したことが伝えられ、再び解任するという異例の事態となった。 チャビ監督の後任は、かねてから招聘が間近と伝えられてきたフリック氏に決定した。現在59歳のフリック氏はこれまで、ホッフェンハイムやバイエルンなどを指揮。2021年5月からはドイツ代表を指揮し、2022年カタール・ワールドカップ(W杯)では日本代表と同居したグループステージで敗退の憂き目に遭った。その後もドイツ代表指揮官を続けていたが、昨年9月の親善試合で再び日本に敗れたこともあり、解任されていた。 バルセロナは今季のラ・リーガで宿敵のレアル・マドリーの後塵を拝し、2位フィニッシュ。チャンピオンズリーグでもベスト8に終わった中、来季新体制での巻き返しが期待される。