阿部氏（左）とイチロー氏

　野球殿堂博物館は３日、２５年の野球殿堂入り候補者５８人（プレーヤー表彰２８人、エキスパート表彰２０人、特別表彰１０人）を発表した。 　プレーヤー表彰では、オリックス、マリナーズなどで日米通算４３６７安打のイチロー氏、巨人で通算４０６本塁打の阿部慎之助氏、巨人、カブスなどで日米通算１３４勝１２８セーブの上原浩治氏、ロッテで通算２０００安打の福浦和也氏が新たに候補者入りした。 　指導者での功績なども加味したエキスパート表彰では、今季限りで阪神監督を退任した岡田彰布氏と、横浜（現ＤｅＮＡ）監督やヤクルト投手コーチなどを歴任した尾花高夫氏が候補者入りした。 　殿堂入りは報道、球界関係者らによる投票で決められ、来年１月１６日に発表される。 【殿堂入り候補者】 ★は今回追加 ◆プレーヤー表彰 岩瀬仁紀、川相昌弘、宮本慎也、桑田真澄、松井稼頭央、野村謙二郎、松中信彦、Ｔ・ローズ、稲葉篤紀、石井琢朗、井口資仁、城島健司、新井貴浩、佐々岡真司、赤星憲広、小笠原道大、前田智徳、山崎武司、小久保裕紀、浅尾拓也、荒木雅博、高橋由伸、田口壮、山口鉄也、★阿部慎之助、★イチロー、★上原浩治、★福浦和也 ◆エキスパート表彰 掛布雅之、長池徳士、栗山英樹、大沢啓二、ブーマー、柴田勲、安仁屋宗八、大島康徳、谷沢健一、新井宏昌、有藤通世、土橋正幸、足立光宏、加藤英司、梨田昌孝、松岡弘、辻発彦、佐藤義則、★岡田彰布、★尾花高夫 ◆特別表彰 富沢宏哉、尾藤公、宇佐美徹也、鈴木義信、大和球士、宮井勝成、金子鋭、高橋昭雄、★近藤兵太郎、★斎藤三郎