鹿児島県 大高吹奏楽部 恒例クリスマスコンサート 冬の音色、400人魅了
大島高校吹奏楽部(有村恵顧問)のクリスマスコンサ―トが22日、奄美市名瀬の奄美川商ホールで開かれた。部員17人の演奏を中心に同校ダンス部や名瀬、朝日中学校吹奏楽部、奄美市少年少女合唱団と共演。クリスマス音楽など冬の音色が奏でられ、約400人の聴衆を魅了した。 2部制で1部は交響組曲「Harry Potter Symphonic Suite」で開演。木管やフルート、ピアノなどアンサンブル、ソロ演奏もあり、部員たちは一音、重奏の魅力を伝えた。 2部のステージはコラボレーションが彩り、ダンス部が「恋人たちのクリスマス」などを熱演。大高、名瀬、朝日中3校の吹奏楽部による「クリスマス・イブ」、合唱団の子どもたちが加わった童謡など、優しい歌声と演奏で会場が包まれた。 部長の藤川六花(りっか)さん(2年)は「部員と聴いてくださる皆さんや保護者、先生がいて吹奏楽部がある。感謝を忘れずに演奏を続け、これからも見守っていただければ」と話した。 赤木名中2年の大山波亜斗(はあと)さんは「同じ集落の先輩が演奏するので鑑賞した。自分も吹奏楽部でアルトサックスを吹いているが、ソロの演奏がとても良く勉強になった。知っている曲もあり楽しめた」と語った。