アメリカで初の鳥インフルエンザ重症患者が確認 死んだ鳥などに接触していたか
アメリカで病原性の高い鳥インフルエンザに感染した人の重症化が初めて確認されました。 CDC=疾病対策センターは18日、南部ルイジアナ州で病原性の高い鳥インフルエンザ、「H5N1型」に感染した重症患者が初めて確認されたと発表しました。 感染源は「調査中」としていますが、この患者は、死んだ鳥などに接触していたということです。 CDCは感染の可能性がある鳥への接触に注意を呼びかける一方で、「人から人への感染は起きていない」とも指摘していて、公衆衛生上のリスクは依然として低いとしています。 2024年4月以降、アメリカでは61人が病原性の高い鳥インフルエンザに感染していて、最も感染者の多い、西部カリフォルニア州では知事が非常事態を宣言し、検査体制などを強化しています。
フジテレビ,国際取材部