三菱重工・長崎造船所で、20日朝、海上自衛隊の護衛艦「あがの」の引渡式が行われました。 【写真を見る】海上自衛隊の護衛艦「あがの」引渡式　従来の半数の乗組員で運用可能　掃海艦艇が担ってきた対機雷戦機能も 護衛艦「あがの」は、全長133メートル、排水量3900トン、もがみ型護衛艦の6番艦で、建造費は5月に引き渡された5番艦の「やはぎ」と合わせて約943億円です。 「あがの」は、警戒監視や、有事の際の対戦活動に加え、掃海艦艇が担ってきた対機雷戦機能も備えていて、設備の最新化などにより、これまでの半数ほどのおよそ90人の乗組員で運用できます。 海上自衛隊・酒井 良 海上幕僚長:「四方を海に囲まれている我が国の防衛において、多様な任務への活用が可能となった最新鋭護衛艦の6番艦として期待は極めて大きいものがあります」 護衛艦「あがの」は、京都の舞鶴基地に配備予定です。