HS50m/sで最長328ヤード! 身長154センチの鈴木真緒は“両腕ピーン”の大きなフォローでスピードMAX
マイナビネクストヒロインゴルフツアーに参戦しながら、ドラコンプロとしても活躍する鈴木真緒。身長154センチと小柄だが、今年5月に行われたドラコン競技、「ドラコンプロタイトルマッチ2024 58kg級」では自己最長の328ヤードを飛ばして優勝している。マン振りしたときのヘッドスピードは50m/sという鈴木に、速く振るコツを聞いた。 大きなスイングアークでぶっ飛ばす! 鈴木真緒のドライバースイング【連続写真】 ◇ 私の飛ばすイメージは振り子軌道。振り子でヘッドスピードを上げるために1番大切なのはフォローです。フォローで両腕をしっかり伸ばせば、振り子の軌道が大きくなるのでヘッドスピードもエネルギーも最大に。頭を右に残しながらヒジから先の力を抜くと、大きなフォローで飛ばせます。 逆に左ヒジを曲げると振り子軌道が乱れてしまい、スピードも減速します。フォローとフィニッシュが小さくなると絶対に飛距離は伸びません。インパクト後はヘッドを低く長く出して、体から離すことが理想です。 ちなみに私はヘッドスピードを上げるためにドライバーのシャフト(フジクラ プラチナムスピーダー)のフレックスは「3X」にしています。軽・硬シャフトもスピードアップに効果的です。 ■鈴木真緒 すずき・まお/1999年生まれ、東京都出身。小学校でゴルフをしていたが、中学は陸上部、高校と大学はライフセービング部に所属。大学3年でゴルフを再開すると昨年は「第1回ドラコンプロタイトルマッチ」の52kg級、無差別級で優勝。マイナビネクストヒロインツアーにも参戦している。 ◇ ◇ ◇ 「力を入れるのは切り返しの瞬間だけ」という鈴木真緒。関連記事【154センチのドラコン女王・鈴木真緒は「振り子」をイメージして右手のヒラで加速させる!】では、鈴木が大事にしているスイングの考え方を語っている。