突如覚醒したマンUの若きストライカーの未来【現地発】
14試合ノーゴールの不振から6戦7発と怒涛のラッシュ
チームメイトとの連携も深まり、持ち前のゴールセンスを発揮できるようになってきたホイルンド。その表情からも自信が漂っている。(C)Getty Images
クリスマスまでノーゴールだったホイルンドが突如として覚醒した。若きストライカーは6戦連続ゴールと圧巻の活躍ぶりで、自信を漲らせている。はたしてマンチェスター・ユナイテッドが待望していた絶対的エース誕生となるのだろうか。(文:オリバー・ケイ/訳:井川洋一 2024年3月7日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック イングランド』を転載) ―――◆―――◆――― ラスムス・ホイルンドにとって、マンチェスター・ユナイテッドに加入して最初の数か月は、極めて苦しい日々だったはずだ。チャンス到来とばかりにボックス内に走り込んでも、ラストパスやクロスが届かない。そんなシーンを私も何度も目にした。 テレビカメラにフォーカスされるデンマーク代表FWはいつも怒りの表情を浮かべていた。ブルーノ・フェルナンデス、マーカス・ラッシュフォード、アントニー、アレハンドロ・ガル
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