ドラゴンズに欲しい!? 中日のトレード獲得候補(5)“2軍の帝王”と化すスラッガーも
2年連続でリーグ最下位に終わり、今季は是が非でも上位進出を狙いたい中日ドラゴンズ。今季も現時点でBクラスに位置するが、まだまだ上位が狙える位置に付けており、シーズン後半に向けて補強も十分に考えられる状況だ。そこで今回は、中日のトレード市場における獲得候補となり得る選手を紹介したい。(※今季成績は7月22日時点)
リチャード(福岡ソフトバンクホークス)
・投打:右投右打 ・身長/体重:189cm/118kg ・生年月日:1999年6月18日 ・経歴:沖縄尚学高 ・ドラフト:2017年育成選手ドラフト3位 福岡ソフトバンクホークスでは一軍での出番が限られているリチャードも、トレード候補の1人として考えられるだろう。 2017年育成選手ドラフト3位でソフトバンクに入団。長打力が高く評価され、2020年3月に支配下登録を勝ち取ると、同年はファームで本塁打と打点の打撃2冠に輝いた。 翌2021年には待望の一軍デビューを果たし、34試合の出場で7本塁打と持ち味を発揮した。 だが、2022年はウエスタン・リーグのシーズン最多本塁打記録(29本)を更新するも、一軍では23試合出場で打率.159、3本塁打と寂しい数字に。その後も“二軍の帝王”から脱却できないシーズンが続いた。 今季は4月末に一軍へ昇格すると、5月1日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦ではプロ初の猛打賞を記録。しかし、好調を維持することはできず、6月以降は再びファーム暮らしとなっている。 中日ドラゴンズは、昨オフに中田翔、中島宏之といった実績のある右打者を獲得したが、ともに思うような結果を残せていない。右打者の層を厚くする意味でも、リチャードの獲得は1つの選択肢になるだろう。
ベースボールチャンネル編集部