【MLB】メッツがWソックス・クローシェに興味 先発投手3人がFAに ドジャースやパドレスと争奪戦か
今夏のトレード市場で注目を集め、オフに入って再び多くの球団から関心を集めているのがギャレット・クローシェ(ホワイトソックス)だ。すでに複数の球団がトレードでの獲得を狙っていることが報じられており、「ニューヨーク・ポスト」によると、メッツも交渉を行っているという。夏場にはドジャースやパドレスがオファーを出していたことが明らかになっており、ヤンキースも興味を示しているとみられる。今オフはメッツ、ドジャース、パドレスなどによる大争奪戦となる可能性もありそうだ。 2024年ポストシーズンの日程・結果一覧 現在25歳のクローシェはメジャー4年目の今季、先発に転向して開幕投手に抜擢。シーズン後半は投球イニングの管理が行われたため、32試合に先発しながらも規定投球回には届かなかったが、146イニングを投げて6勝12敗、防御率3.58、209奪三振をマークした。今季の年俸は80万ドルだったが、来季は290万ドル前後まで上昇することが予想されており、FAまでの保有期間はあと2年となっている。 年俸の大幅アップが予想されているとはいえ、エース級のポテンシャルを秘める投手としては格安であり、先発投手の補強を目指す球団にとっては格好の補強ターゲットとなっている。メッツはショーン・マナイア、ホセ・キンタナ、ルイス・セベリーノと3人の先発投手がFAとなっており、彼らの穴を埋めるための補強が急務。FA市場に大金を投じる可能性もあるが、クローシェの獲得に動く可能性も捨て切れない。 なお、ホワイトソックスのクリス・ゲッツGMは、クローシェを放出する場合、対価として「野手を求める」方針を明らかにしている。ドジャースであればドルトン・ラッシングやホスエ・デポーラ、パドレスであればイーサン・サラスやレオダリス・デブリーズ、そしてメッツであればルイスアンヘル・アクーニャやジェット・ウィリアムスのような野手のトップ・プロスペクトを対価として要求するつもりのようだ。