犬のよい眠りのためにできることはある? 犬の快眠に必要なこととは
犬が気持ちよさそうにぐっすりと眠る姿はとっても可愛いですよね。では、犬を快眠に導くためにできることはあるのでしょうか? 【写真】すやすやと気持ちよさそうに眠るゴールデン・レトリーバー 「犬のよい眠りのためにできること」について、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に話を聞きました。
犬の1日の睡眠時間ってどれくらい?
――犬は1日にどれくらいの睡眠を必要とするのでしょうか? 山口先生: 「犬の1日の平均睡眠時間は約12~15時間、1歳未満の成長期の子犬や体力が衰えた老犬の場合は1日に18~19時間ほど寝ることも珍しくありません」
犬にも睡眠の質はある?
――犬にもよく眠れたり眠れなかったりなど、睡眠の質というものはあるのでしょうか? 山口先生: 「人のように睡眠についての研究が活発ではないのですが、あるのかもしれません。 たとえば犬の体調が悪かったり、落ち着かない状況であるなど、眠りを妨げる要因があるときは睡眠の質が落ちると思います。また休息をしっかりとれないことは犬のストレスになり、イライラや体調不良の原因になるかもしれません」
犬の快眠に必要なこと
――犬の快眠のために必要な条件はありますか? 山口先生: 「犬がよく眠るための過ごし方としては 日中は日光を浴びる 適度な運動をする 質の良い食餌を与える 夜遅くまで部屋を明るくしたり騒がしくせずにリラックスして過ごす 寝床を快適にする など基本的には人と同じではないでしょうか」
犬のよい眠りのサインはある?
――愛犬が熟睡しているな、よい眠りができているなと飼い主がわかるサインはありますか? 山口先生: 「犬がよく眠ることができているサインとして、 朝の目覚めがよく日中元気に過ごしている 寝ているときの様子がリラックスしている 夜に何度も起きてこない などの様子が挙げられます」
犬のよい眠りのためにできること
――犬のよい眠りのために飼い主ができることはありますか? 山口先生: 「愛犬のよい眠りのために飼い主さんができることとして、愛犬の寝床は静かで安心でき、快適な気温で睡眠をとることができるように配慮してあげましょう。 ふかふかのベッドや飼い主さんのニオイを感じることができるものを置いてあげると、よりよい睡眠に繋がるかもしれませんね」 愛犬がぐっすり眠るための過ごし方や睡眠環境の整え方、是非やってみてください。 (監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・山口みき先生) 参考/いぬのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】犬の平均睡眠時間って? たくさん寝るのには意味があった! 』 取材・文/maki ※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです ※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
いぬのきもちWeb編集室