【富裕層を真似る】お金持ちは何にいくらお金を使う?資産1億円超の富裕層が増加中
富裕層に共通する「上手なお金の使い方」
富裕層や超富裕層の方々は、実際にどのようなものにお金を使っているのでしょうか。 ここからはラグジュアリーカードの調査データから、富裕層のお金の使い方についてみていきます。 2023年のカード利用金額が多かったカテゴリーTOP10は以下の結果となりました。 ・1位:レストラン、飲食店 ・2位:バー・ナイトクラブ ・3位:ダイレクト加盟店 ・4位:百貨店 ・5位:広告費 ・6位:プロフェッショナルサービス ・7位:リゾート、ホテル ・8位:トラベル・ツアー予約サイトなど ・9位:会員制スーパーマーケットなど ・10位:アパレル・衣料品 コロナ禍から一変し、外出先での積極的な消費活動が復活しているようです。また広告費が5位にランクインしていることから、ビジネスに対する支出にも積極的であることがうかがえます。 <調査概要> 【ラグジュアリーカード利用データ調査】 ・調査対象期間:2023年1月1日~2023年12月31日 ・調査対象:期間中のラグジュアリーカード(チタンカード、ブラックカード、ゴールドカード、ブラックダイヤモンド)会員※人数非公開
富裕層が最近買った「最も高額なもの」
同様にラグジュアリーカードの調査データから、「直近1年間で買った最も高額なものは何か」をみてみましょう。 富裕層が直近1年で購入した最も高額なものは、「不動産」でした。金額はなんと15億円。 次いで、一棟マンション(7億円)やマンション(6億円)といった不動産関連の購入が上位を占めています。これらはもちろん自分の住まいではなく、不動産投資としての側面が大きいでしょう。 項目別では以下のような結果となりました。 1.自家用車(23.7%) 2.時計(14%) 3.不動産(5%) 金額も消費物も「富裕層ならでは」で、一見参考にできるものではないと思えてしまいます。 しかし、注目したいのはどれも「リセールバリューがある」という共通点です。こうしたものに対し、惜しみなくお金を使う姿勢がうかがえます。 「お金持ちは見境なく豪快にお金を使う」のではなく、「資産価値が高い物をじっくり見極めて投資する」と言えるでしょう。 【調査概要】 ・調査名 :「ラグジュアリーカード会員 ライフスタイルに関する調査」 ・調査期間:2024年2月21日~2月26日 ・調査方法:インターネット調査 ・対象者 :ラグジュアリーカード会員のうち世帯年収2000万円以上の方 ・調査人数:342名