【アジアクロスカントリーラリー2024】チーム三菱ラリーアートの田口勝彦は総合5位、チャヤポン・ヨーターは首位快走もリタイア
自動車ジャーナリストの竹岡圭さんがサポートカーをドライブ
今回、サポートカーのドライバーとしてチーム三菱ラリーアートに帯同した自動車ジャーナリストの竹岡圭さんは「アジアクロスカントリーラリーはロックセクションや川渡りなど想像以上に過酷なラリーでした。しかもコースが難しい。生命力の強いタイの草花たちは、ラリー車が走るルートを表すコマ図を作ってからラリー本番までの期間で伸び放題になってしまうため、日本人の感覚ではとても道に見えないような場所にも入っていく必要があるので、コドライバーのナビゲーションはさぞかし大変だったと思います」とコメント。 三菱自動車の公式サイトでは8月11日の大会初日から17日の最終レグまでのデイリーレポートを公開している。
コメントと総合結果
■チーム三菱ラリーアート #107ドライバー田口 勝彦選手コメント 「24年型のトライトンのラリーカーは、高いレベルでパッケージがまとまっていて、とにかく乗りやすかったです。私自身としては、昨年より順位が上がった点は良かったと思いますが、もっと上を狙える手応えがあっただけに悔しいです。今年の参戦経験をフィードバックし、来年はトライトンの走行性能もさらに高められると思うので、トップにずっと食らいついていけるようにしたいと思います」 ■チーム三菱ラリーアート #137ドライバー小出 一登選手コメント 「私がドライブしたトライトンのラリーカーは量産車をベースとした23年型で、『4LLc』という岩場のためのドライブモードがあります。今回、そのモードを使用してチームメイトのクルマを牽引しながら、40度近い傾斜を難なく登れた時にはトライトンの悪路走破性能の高さをあらためて感じました。“ドライバー”としてラリーを通じて得たものをしっかりフィードバックし、悪路に強く、頼もしい三菱車の開発に繋げていきたいです」 ■アジアクロスカントリーラリー(AXCR)2024 四輪部門 総合結果 1位:マーナ・ポーンシリチョード(トヨタ ハイラックスレボ) 14時間22分00秒 2位:スワット・リムジラピンヤ(いすゞ D-MAX) 14時間25分47秒 3位:トンチャイ・クリンケート(いすゞ D-MAX) 14時間36分24秒 4位:塙 郁夫(トヨタ フォーチュナー) 14時間56分48秒 5位:田口 勝彦(三菱トライトン) 15時間34分52秒 6位:オーラーン・ソーンシリラット(いすゞD-MAX) 15時間35分34秒 ・・・・・・ 24位:小出 一登(三菱トライトン) 23時間08分37秒 27位:チャイ・ハーントラクーン(三菱トライトン) 24時間51分52秒 42位:チャヤポン・ヨーター(三菱トライトン) リタイア
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