僅か5分足らずでSANADAを撃破したジェイク

新日本プロレスは7月20日 (土)、大阪府立体育会館（エディオンアリーナ大阪）にて『G1 CLIMAX 34』開幕戦を開催した。 【動画】G1 CLIMAX 34（7月20日）のハイライト＜SANADAvsジェイク・リー＞ 『G1 CLIMAX 34』 日時：2024年7月20日 (土) 15:30開場17:00開始 会場：大阪・大阪府立体育会館（エディオンアリーナ大阪） 観衆：4,177人 『G1 CLIMAX 34』の第6試合は、全日本プロレスにルーツを持つSANADAとジェイク・リーが激突した。ジェイクはNOAHを離脱し、BC WAR DOGSに電撃加入という大波乱を起こして参戦。開幕戦から注目を集めたこの一戦。 ジェイクはWAR DOGSのタオルを肩に掛け、シンプルな姿で堂々と入場。一方、SANADAはリングサイドを回りながら観客の声援を受け、胸を張ってリングに立つ。ゴングが鳴り、試合が始まると、二人は互いに技を掛け合い、緊張感あふれる展開が続いた。 序盤からSANADAはジェイクの左足に狙いを定め、低空のドロップキックやストンピングで動きを封じる。一方、ジェイクもチョークスラムで応戦し、攻防が激しく展開される。 SANADAは巧みにブレーンバスターやマジックスクリューを繰り出し、ジェイクを追い詰めるが、ジェイクも一歩も引かない。 両者の技の応酬が続く中、SANADAはラウンディングボディプレスやシャイニングウィザードを次々と繰り出すが、ジェイクは巧みにかわし、反撃の糸口を見つける。 ジェイクはFBSでSANADAを攻め立て、一瞬の隙を突いてラストライドを狙うが、SANADAも反撃に転じる。 SANADAがトップロープからのスワンダイブを狙った瞬間、ジェイクはこれを避け、再度FBSを炸裂させる。この一撃でジェイクは3カウントを奪い、わずか4分57秒での勝利を収めた。 勝利したジェイクは、余裕の表情で花道を引き上げ、観客に向けて指でリズムを刻みながら姿を消した。 開幕戦で元IWGP世界王者であるSAADAを僅か5分足らずで撃破したジェイク、今後の『G1 CLIMAX 34』でのさらなる活躍を予感させるものとなった。 ＜試合結果＞ ▼第6試合 30分1本勝負 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦 SANADA ×（1敗＝0点） vs ジェイク・リー 〇（1勝＝2点） 4分57秒 FBS→体固め ■試合後バックステージコメント ジェイク「ああ……すっかりSANADA選手の大好きなお酒を持って来るのを忘れてしまった……。プレゼントするつもりだったが……だが、私がプレゼントしたのは苦い、苦い“一杯”だった。（※ニヤリと笑いながら）“一敗”だった。上手くないかい？ そうでもないかい？ 私にセオリーというのは、当てはめないほうが良い。私は“アンフェア”に闘うと誓った。だが、もうこの身体に生まれ育ってしまった時点で、ほかの人よりもフェアとは言えない。これこそアンフェアだ。 さて、話を変えて……次はEVILか？ ああ……聖飢魔Ⅱのメンバーかと思ったら違ったみたいだ。いくらライブ映像を見渡しても、彼の映像が、彼の姿が全く見当たらなかったのだから。まあ、そんなことはさておき、とりあえず私はもう明日に備えて休むとしよう。それでは皆様、本日もお疲れ様でした」 ※SANADAはノーコメント ＜写真提供：新日本プロレス＞