厳冬に負けない!冬の節電ポイントはエアコン・冷蔵庫・照明!部屋が冷える原因「コールドドラフト」対策で暖房効率UP
◆照明の節電ポイント ・LED照明に切り替える 白熱灯や蛍光灯よりも消費電力が少なく、寿命も長いため交換頻度も抑えられます。 ・こまめにオンオフ 使っていない場所の明かりはこまめに消す習慣をつけましょう。 ・明るさを下げる 照明に調光機能がある場合は、明るさを下げることで節電につながります。
◆暖房効率を下げる「コールドドラフト現象」も対策を 暖房をつけているのに部屋が寒い…と感じた経験はないでしょうか? 窓辺で冷やされた空気が室内の下層に流れる現象を「コールドドラフト現象」といい、いくら暖房を使用しても部屋が暖まらない原因となります。 コールドドラフト現象を防ぐには、「室内の暖かい空気を逃がさない」「外から冷たい空気を入れない」「床に冷気がたまらないようにする」の3つがポイントになります。 (窓の冷気対策) 窓は家の中でも特に暖かい空気が逃げやすく、外からの冷気が入り込みやすいため、断熱対策の効果が得られやすい場所です。 ・窓に断熱シートを貼る 窓ガラスからの熱の伝わりを抑えます。低コストで手間もかからず、手軽に断熱効果を得ることができます。 ・隙間テープを貼る 窓のレールやサッシに貼って、冷気が入り込む隙間を塞ぎます。 ・断熱カーテンを取り付ける 下から冷気が入り込むのを避けるため、床まで届く長さのものを選ぶのがおすすめです。 (床の冷気対策) 冷たい空気は部屋の下の方にとどまるため、床は特に冷えやすくなります。冷気がたまらないよう工夫しましょう。 ・床にラグなどを敷く ラグやカーペット、コルクマット、ジョイントマットを敷くと、床の断熱性が上がり、熱が逃げにくくなります。 ・エアコンとサーキュレーターを併用する 部屋の空気を循環させて、冷たい空気が下にたまるのを防ぎます。 位置はエアコンの対角線上に、角度はエアコンに向けるようにして設置すると、暖かい空気を部屋全体に行き渡らせることができます。 (玄関の冷気対策) 玄関も外からの冷気が入り込みやすい場所です。ドアからの隙間風と、開閉時に入り込む冷気を対策しましょう。 ・隙間テープを貼る 外からの隙間風を防ぐことができます。 ・間仕切りカーテンを取り付ける 玄関と部屋の間に断熱効果のある間仕切りカーテンを取り付けると、玄関からの冷気が遮断されます。
「婦人公論.jp」編集部
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