仕事もランニングも自転車も。各シーンで活躍する機能服3選
特殊素材でできた「ランニング用アウター」
わたしがランニングにTeton Bros.(ティートンブロス)のランニング用プルオーバー「WS Breath Runner」を愛用している理由は、通気性のよさ・遮熱性の高さ・軽さの三拍子が揃っているため。しかも、機能性をとことん追求しているのに加え、デザインとカラーも秀逸。ちなみに、こちらは女性の骨格に合わせたパターンを採用したもので、機能的には同一のメンズウェア「Run with Octa」もあります。 このWS Breath Runnerは「Octa」という特殊なポリエステル素材を使用。中心が空洞で、そこから8本の突起が放射線状に延びたまるでちくわぶみたいな形状。同じ太さのポリエステル繊維に比べて半分ほどの重さしかなく、通気性・速乾性に優れているのだとか。さらに、突起と突起の隙間、そして中空部分に空気を溜めこんでおけるため、遮熱効果が高く、保温性バツグンときています。 斜めに開くジッパーも優れた通気性を発揮。ランニング中に体が熱ってきたと感じたら、これを解放することで脇から背中にかけて外気を取りこめるので、対流効果によって体の熱を逃すことができます。 そして、あたたかさの秘訣はこれ。ウエアの内側にマッピングされた「Stretch Octa」というフワモコ素材です。Octaの繊維は特殊な形状により空気を多く含んでいるとお伝えしましたが、その熱伝導率の低い空気のおかげで外部の冷気を遮断し、体温を逃がさず保持してくれます。 通気性と遮熱性に加えて、WS Breath Runnerはとにかく軽い。ウィメンズのSサイズは実測167.5グラムでした。さらに、右胸のジッパーポケットを裏返すと本体を収納できるパッカブル仕様になっているので、持ち運びもラクですよ。 詳しくはこちら↓
THE NORTH FACE初の「自転車に特化したウエア」
街乗りに適した自転車に乗るとき悩むのが、どんな服を着れば良いかということ。機能性がありつつも、本格的すぎないウエアがほしい…。 そんなわがままが叶うのは、THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)に2024年春夏シーズンから登場する「エンライドコレクション」。自転車移動時の快適性と都市生活のスタイルにフィーチャーしたコレクションです。 「Enride Rain Jacket(エンライドレインジャケット)」と「Enride Rain Pant(エンライドレインパンツ)」は、軽量でありながら引き裂きに強く、また防水透湿性に優れているウエア。急なアクシデントも雨天時の移動もしっかりとサポートしてくれます。 ほかにも、蒸れにくくレイヤリングがしやすい防風ベスト「WS Enride Vest(ウィンドストッパーエンライドベスト)」や、ウエストに5つのトリコットメッシュポケットを配置した「8/10 Enride Pant(8/10エンライドパンツ)」など、自転車好きなら一度は感じたことのある「こうだったら良いのに」に寄り添うアイテムが多数揃っていますよ。 詳しくはこちら↓
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