中日・細川成也選手が語る!球場ごとに自身の成績を分析「バンテリンドームは"意外"に好き」最も得意な球場とは?
スライダーがすごい
東京ドームは苦手な球場となるようですが… 細川「東京ドームは感覚的には嫌ではないんですけど、菅野(智之)さんとか、いつも同じスーパーピッチャーが来るんです。なんとか打てないかと思うんですけど、やられちゃうんですよね」 細川選手が現役で対戦したピッチャーで、15打席以上は22人。 その中で2番目に苦手とする菅野投手を相手に33打数3安打、ホームラン1本。打率は0割9分1厘とその苦手ぶりが目立ちます。 菅野投手はどんな球種でもコントロールがいいと評する細川選手。特にスライダーは絶品で、ゲームセンターにあるハイパーホッケーが壁に当たって曲がるイメージだとか。 細川「初めて対戦した時、すごい曲がると思ったんですよ。あんなんどうやって打つんだ?っていう感じです」
天井から来るカーブ
昨年は、メジャーから横浜DeNAベイスターズに移籍してきたトレバー・バウアー投手にも苦しめられたそうです。 細川「バウアーはカーブがすごすぎてびっくりしました。天井から落ちてくるぐらいで、なんだこれは?と思いました」 曲がり方は違いますが、バウアー投手と似た系統のカーブを投げるのがドラゴンズの小笠原慎之介投手だとか。 ちなみに数字で見ると、細川選手が3番目に苦手なピッチャーは巨人の戸郷翔征投手。対戦成績は15打数2安打、1ホームランで打率は1割3分3厘。 細川「フォークも良くて、なおかつスライダーも良いんで苦労しましたね」
笑顔でホームイン
最後に横浜スタジアムでは、昨年が1割7分1厘、1ホームラン。今年は1割4分、ホームラン0とのこと。ここも苦手な球場のようです。 細川「狭いんですけど、なんかダメなんですよ。横浜も毎回ピッチャーのローテ一緒なんですよ。東(克樹)さん。(アンドレ・)ジャクソンとか(アンソニー・)ケイとか本当に嫌です(笑)」 細川選手が最も苦手なピッチャーはDeNAの東投手で、25打数で2安打、0割8分。いろいろ対策を講じても結果が出なかったそうです。例えば外のチェンジアップでやられていたのでマークすると、今度はインコースのカットボールで攻められたり…。 打てない原因は東投手のコントロールの良さに加え、キャッチャーが山本祐大捕手だということを明かす細川選手。実は山本捕手とは同級生で、DeNAの二軍を過ごした下積み時代からの仲。そのため山本捕手はいやらしく攻めてくるとか。 細川「試合前に『お前には絶対打たせない』って言われるんで、『絶対打ってやる!』って言ってるんです。バンテリンでホームラン打った時には、ホームベース踏む時にニコッとしてやったのが爽快でしたね」 細川成也選手、来年も爽快なホームランをたくさん打ってくれることを期待しましょう。 (尾関)