大阪・御堂筋でXR体験型プロジェクト、現実都市に仮想空間を重ね合わせたクリエイティブ展示
大阪の御堂筋で、VPS(Visual Positioning System)を活用した都市空間XRメディア化企画「ヒョウ現祭 in 御堂筋」が開始された。このプロジェクトは、都市空間そのものをXR(クロスリアリティ/現実空間と仮想空間を組み合わせる技術)で体験型メディアへと拡張する取り組み。若いクリエイターの力を世界に発信する企画として実施される。 具体的には、空間レイヤープラットフォーム「STYLY」を活用し、現実の都市にXRの空間レイヤーを重ね合わせることで、現実空間で様々な物理的・時間的制約を超えた新たな展示・表現をおこなう。 また、投影させるコンテンツの入れ替えが可能な仕組みを構築。地域が自由に都市にコンテンツを配信できるようになり、訪問者に対して都市自体の体験価値を高めることも可能になる。なんば公園で2025年1月15日まで実施され、1カ月毎にコンテンツ内に掲載されるアート作品が変わる。 体験するには、スマートフォンまたはタブレットで「STYLY」アプリをインストール。アプリを起動後、「イベント」タブをタップし、「ヒョウ現祭in御堂筋」を選択する。「体験方法」をタップして、指定の場所で「見る」ボタンをタップ。写真と同様の方向にカメラをかざすと、ARコンテンツの再生が始まる。 このプロジェクトは関西イノベーションセンターが運営するイノベーション創出拠点MUIC Kansai(MUIC)の課題解決プログラムとして採択されたもの。
トラベルボイス編集部