最も集客したクラブは? Jリーグ観客数ランキング21~30位。J1~J3全60クラブの上位につけるのは【2023年】
22位:横浜FC ホームスタジアム:ニッパツ三ツ沢球技場(収容可能人数:1万5444人) 平均入場者数:9128人 2023シーズンのJ1で最下位となって降格が決まった横浜FCは、観客動員でもリーグ最低の1試合平均9128人だった。 ニッパツ三ツ沢球技場をホームスタジアムとする横浜FCは、J2からの昇格組として2023シーズンを戦った。開幕戦・名古屋グランパス戦では1万1186人の観客がスタジアムを訪れ、第3節・鹿島アントラーズ戦でも1万人超となっている。 しかし、第5節・京都サンガF.C.戦では、3401人というさみしい観客数に。悪天候という不運な要素があったとはいえ、平日開催でもないJ1のゲームとしては、記録的に少ない動員数だった。チームは1-4で大敗しており、散々な試合となっている。 3月から4月にかけてホームゲームの観客数が1万人を割っていた横浜FCだが、第11節以降は11試合で1万人超が8試合。収容可能人数1万5444人のスタジアムで空席が目立つようなことはあまりなかった。 横浜FCはシーズンの長い時間を最下位で過ごしたが、ホームゲーム・ラスト4試合は全て1万人超。残留争い直接対決となったホーム最終戦・湘南ベルマーレ戦では今季最多となる1万3624人がスタジアムを訪れ、残留を目指すチームに声援を送った。
21位:大分トリニータ ホームスタジアム:レゾナックドーム大分(収容可能人数:3万1997人) 平均入場者数:9202人 2002年FIFAワールドカップの会場(当時の名称は大分スポーツ公園総合競技場)にもなったレゾナックドーム大分をホームスタジアムとする大分トリニータは、1試合平均9202人を動員し、J2で4番目に多くの観客を集めた。 J1昇格を目指してスタートした大分は、2023シーズンのリーグ戦で好発進。ホーム開幕戦の第2節・東京ヴェルディ戦で1万5705人の大観衆がスタジアムに入ると、第3節・栃木SC戦と第7節・ジュビロ磐田戦でも1万人を超えた。第9節まで7勝1分け1敗という成績で、首位に立っていた。 しかし、第10節から3連敗を喫するなどして、順位が下がると、客足にも影響した様子。その後は1万人を割ることがほとんどだった。第15節のロアッソ熊本戦は1万2096人が入ったものの、「九州ダービー」という地理的な影響が大きいとみるのが妥当だろう。 新型コロナウイルスの影響が出る前の2019シーズンは、J1で1試合平均1万5347人の観客が入っていた大分。J1で9位だったシーズンとJ2で9位だったシーズンを比較するのは難しいとしても、6000人超の減少は大きな差と言えそうだ。
フットボールチャンネル