「子どもを乗せた電動アシスト自転車」は危険がいっぱい!注意すべきポイント5つ
万が一に備えたい!ヘルメットも活用していこう
ヘルメットも積極的に活用していきましょう。2023年4月に施行された道路交通法の一部改正により、自転車を運転する際は、乗る人全員がヘルメットをかぶることが努力義務に。髪型は崩れるし、夏は暑いし……という声もありそうですが、それも命を守るため。 特に子どもは、転倒・転落により頭部に重篤なけがを負う事故も多発しているため、必ずヘルメットを着用させましょう。 今はおしゃれで可愛いヘルメットもありますから、選ぶのも楽しいかもしれませんね。 なお1歳未満の場合、(幼児用座席の対象外のため)おんぶひもでおんぶする以外に乗せる方法がありませんが、1歳未満を対象にしたサイズ・規格のヘルメットは市販されておらず、事故のリスクを考えるとおんぶでの乗車も避けたほうがよいでしょう。 保育園・幼稚園の送り迎えなど、電動アシスト自転車を活用したくなるケースも多いと思いますが、1歳になるまではベビーカーなどの代替手段を検討してください。 電動アシスト自転車は少しの力でペダルをこげることもあり、お子さんを乗せても快適に走行ができます。一方で重さがあるためにバランスを崩しやすいなど、さまざまな注意点も寄せられました。 暖かく、お子さんと一緒にちょっぴり遠出をするのにもいい季節。気をつけたいポイントを押さえて、自転車でのお出かけを楽しみましょう。 【参考】 警視庁「自転車の交通ルール」(参照:2024年4月16日) 神奈川県警察「自転車の幼児用座席をお使いのみなさんへ」(参照:2024年4月16日) 独立行政法人国民生活センター「こどもを抱っこして自転車に乗ることは危険です」(参照:2024年4月16日) 消費者庁「幼児を乗せた自転車での事故に注意!」(参照:2024年4月16日) 【お詫びと訂正 2024/04/22 15:23】 記事初出時、一部の表記に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
川崎さちえ