【ガーデニング】寒い冬ガーデンは〈グランドカバープランツ8選〉で美しく、艶やかに
殺風景になりがちな冬の庭を明るくしたいときは、グランドカバープランツを取り入れてみるのもオススメ。 【写真付きで記事を読む】手間いらずですくすく育つ!オススメグランドカバーをチェック! 景色が良くなるのはもちろん、雑草対策や土埃の抑制などさまざまな効果も期待できます。 今回は、寒い冬でも美しい葉や花が楽しめるグランドカバープランツを参考価格などの基本情報とともにご紹介。踏みつけに強いものや手間いらずの植物をセレクトしましたので、ぜひ冬の庭づくりの参考にしてください。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
寒い冬ガーデンでも美しい!オススメ〈グランドカバープランツ7選〉
●リシマキア リシマキア基本情報まとめ ・形態:多年草(品種によっては一年草) ・草丈:5~100センチ ・植え付け適期:3~5月、10月~11月 ・参考価格:300~500円(3号ポット苗) リシマキアには数多くの品種があり、グランドカバー向きの種類も豊富。 なかでもライムグリーンの葉がキレイな「リシマキア・ヌンムラリア・オーレア」、比較的寒さに強くブロンズ×ピンクの美しい葉をもつ「シューディングスター」は特に人気が高い品種です。踏みつけに強いので、人が歩く場所への植え付けにもオススメ。 初夏には黄色いカワイイ花を咲かせ、庭を明るく彩ってくれますよ。 ●アジュガ アジュガ基本情報まとめ ・形態:常緑多年草 ・草丈:5~10センチ ・植え付け適期:3~6月、10月~11月 ・参考価格:300~600円(3号ポット苗) 耐陰性が強いアジュガは、日陰の庭に人気のグランドカバープランツ。 ブロンズカラーの葉がキレイな「チョコレートチップ」や、白×紫×ピンクの斑入り模様がオシャレな「バーガンディグロー」など多くの品種があり、暗くなりがちな日陰の庭を美しく彩ってくれます。 春に咲く青紫やピンク、白のカワイイ花も見ごたえ抜群。乾燥が苦手なので、やや湿り気がある場所に植え付けましょう。 ●チェッカーベリー チェッカーベリー基本情報まとめ ・形態:常緑低木 ・草丈:10~15センチ ・植え付け適期:3~5月、10~11月 ・参考価格:300~800円(3号ポット苗) 秋から冬はキュートな赤い実が、初夏にはベル型をした白い小花が楽しめるチェッカーベリー。 樹木の仲間ながらも草丈は非常にコンパクトで、グランドカバーや寄せ植えの花材に多く利用されています。 繁殖力がないため玄関先やアプローチの脇、花壇の隅など小スペースの彩りに最適。強い直射日光が苦手なので明るい日陰~半日陰で管理しましょう。 ●ヒューケラ ヒューケラ基本情報まとめ ・形態:常緑多年草 ・草丈:20~50センチ ・植え付け適期:3~4月、10~11月 ・参考価格:300~800円(3号ポット苗) ヒューケラは葉色のバリエーションが幅広く、ほとんど手間がかからないのが魅力。 春にはピンクの花を咲かせ、一味違う魅力を発揮してくれます。一般的なヒューケラは日陰~半日陰を好む性質があるため、日当たりが良い場所に植えたいときは直射日光に強い「ヒューケラ・ドルチェシリーズ」がオススメ。 積雪で一時的に枯れることもありますが、多くの場合は春に再び発芽します。 ●スーパーアリッサム スーパーアリッサム基本情報まとめ ・形態:常緑多年草 ・草丈:20~50センチ ・植え付け適期:3~4月、10~11月 ・参考価格:300~600円(3号ポット苗) スーパーアリッサムは、スイートアリッサムの耐寒性・耐暑性を強化した園芸品種。 真夏と真冬を除いた3~6月、9~12月に、白や紫の小さな花を株いっぱいに咲かせます。花をたくさん咲かせるためにも、日当たりが良い場所への植え付けが必須。花からは甘い香りも楽しめますよ。 ●ラミウム ラミウム基本情報まとめ ・形態:常緑多年草 ・草丈:20~30センチ ・植え付け適期:10~6月 ・参考価格:300~800円(3号ポット苗) 春から初夏にかけてはサルビアのような花が、それ以外の季節は美しい葉色が鑑賞できるラミウム。 耐寒性が非常に強く、寒冷地の庭にも多く植栽されています。葉色は緑やシルバー、斑入りなど多くの色合いがあり、花色も白や黄色、ピンクと豊富。 庭の雰囲気にあう色が選べますよ。耐陰性が強いので、日陰の庭にもオススメです。 ●イングリッシュデージー イングリッシュデージー基本情報まとめ ・形態:一年草 ・草丈:10~20センチ ・植え付け適期:11~3月 ・参考価格:400~600円(3号ポット苗) イングリッシュデージーは、マーガレットのような素朴な小花を咲かせる一年草。 冬の間は花は少なめですが、暖かくなると一斉に多くの花を開花させます。 暑さに弱いため初夏には枯れてしまいますが、こぼれ種で翌年も開花することも。花色には白と薄紫があるので、庭の雰囲気に合うほうをチョイスしましょう。
手間いらずのグランドカバープランツはメリットいっぱい!
グランドカバープランツは庭の景観を良くだけでなく、雑草の抑制や地温の上昇防止、斜面の土砂崩れ対策などさまざまな効果も期待できます。 一度根付くと手間いらずなものが多いのも魅力のひとつです。とはいえ、植物の性質と庭の環境が合わないと健康に育たないこともあるため要注意。 日当たりや水はけなどを考慮し、庭にピッタリなグランドカバープランツを見つけてくださいね。
LIMO編集部