「ウィキッド ふたりの魔女」予告編完成 名曲「ディファイング・グラヴィティ」がエモーショナルに響く
不朽のミュージカル「ウィキッド」を映画化する「ウィキッド ふたりの魔女」の予告編がお披露目された。映像では、名曲「ディファイング・グラヴィティ」をたっぷりと堪能することができる。あわせて公開日が、2025年3月7日に決定した。 【動画】「ウィキッド ふたりの魔女」本予告 主演は、エミー賞、グラミー賞、トニー賞と数々の受賞歴を持つ実力派シンシア・エリボと、グラミー賞の常連で世界を魅了し続けるアーティスト、アリアナ・グランデ。名作小説「オズの魔法使い」で少女ドロシーがオズの国に迷い込む前に遡り、やがて世界に“悪い魔女”と“善い魔女”として語られることになるふたりの“始まり”を描く。「クレイジー・リッチ!」「イン・ザ・ハイツ」のジョン・M・チュウが監督を務めた。11月22日に全米で公開されると、週末3日間で興行収入約1億1400万ドルを記録し、1位スタートを切った(Box Office Mojo調べ、11月25日時点)。 予告編は、「オズの皆さん、悪い魔女は死にました!」という強烈なセリフからスタート。魔法と幻想の国オズの“悪い魔女”エルファバ(エリボ)と“善い魔女”グリンダ(グランデ)がかつて育んだ、友情の日々を映し出す。誰よりも優しく聡明でありながら、家族や周囲から疎まれ孤独なエルファバは、誰よりも愛され、特別であることを望む人気者グリンダと、シズ大学で出会う。見た目も性格も、そして魔法の才能もまるで異なるふたりは反発し合うが、互いの本当の姿を知っていくにつれ、かけがえのない友情を築いていく。ある日、誰もが憧れる偉大なオズの魔法使いに特別な力を見出されたエルファバは、グリンダとともに彼が司るエメラルドシティへ旅立ち、そこでオズに隠され続けていた“ある秘密”を知る。 映像で、「あなたなら何でも出来るわ」と優しくエルファバを支えるグリンダと、凛とした表情で「私を恐れるべきよ」と強く言い放つエルファバ。オズの秘密を示唆するようなシーンもちりばめられ、「人々をまとめるには、共通の敵を作ればいい」という不穏なセリフも。最後には窓を突き破りダイナミックに空高く飛び立つエルファバの姿とともに、名曲「ディファイング・グラヴィティ」がエモーショナルに歌い上げられ、逆風に立ち向かうふたりの友情に、心動かされる仕上がりだ。 エリボとグランデのほか、シズ大学の威厳ある学長マダム・モリブル役を「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」で第95回アカデミー主演女優賞に輝いたミシェル・ヨー、伝説のオズの魔法使い役を「ジュラシック・パーク」シリーズのジェフ・ゴールドブラムが担う。そのほか、ジョナサン・ベイリー(ドラマ「ブリジャートン家」)、トニー賞ノミネート歴を誇るイーサン・スレイターらも参加している。 なお12月6日から発売されるムビチケ前売券は、カードとオンラインの2タイプ。それぞれ数量限定の特典で用意されており、カード購入者にはエルファバとグリンダのシルエットがあしらわれたスペシャル付箋(ランダム2種)、オンライン購入者には、エメラルドシティへのデジタル招待状がプレゼントされる。詳細は、12月6日以降に公式サイト(https://wicked-movie.jp/)で確認できる。 「ウィキッド ふたりの魔女」は、2025年3月7日に全国公開。