【尼崎ボート・SGグラチャン】馬場貴也が薄氷の勝利に苦笑い
【記者コラム・深堀慎一郎の「興味慎々」】 <27日・尼崎ボート・3日目> 2日目まで、一日に連勝を挙げた人は一人もいなかった。3日目になってやっと一人出現。馬場貴也が4、10Rの3、1枠でまくり差しと逃げを決め、今節初の連勝者になった。 【尼崎ボート・SGグラチャン】3日目終了時の得点率順位【表】 ただ、表情は浮かなかった。後半は先頭を走りながらも、2番手の峰竜太に肉薄される薄氷の勝利だったからだ。「1周2Mまではいいんですが、それ以降はアレレ? おかしいぞという感じで…。天気予報を踏まえても、4日目以降はこの調整では駄目ですね」 しかもSはコンマ01とあわやF。「S展示(02)と同じ見え方だったので、(きわどさ回避のために)落としたかったが、全速で通過しないとやられそうだったので…」。そう振り返ると「いろいろとキツいレースでした」と苦笑い。 ただこの奮闘で、4日目に望みをつなげたのは紛れもない事実。そして最後に残ったのは大得意の5枠。この勢いで予選突破も果たす。 <4日目の狙い目> ▼1R 馬場貴也が高速のまくり差しで台頭。5=123-123。 ▼8R 磯部誠は3日目を終えて22位とボーダー以下だが、前回覇者の意地がある。ここで2着なら6.17。3枠なら無理な注文ではない。3=12-124。