EUROで不本意な試合続く…イングランド代表、ベリンガムがファンの重要性説く。ブーイング受け「完全に死んだような感じだったけど…」
イングランド代表のジュード・ベリンガムは、結果を残せない現状に対してブーイングを受けるもののファンの重要性を説いた。 昨夏にドルトムントからレアル・マドリーに加入したベリンガム。すると、シーズン開幕早々から好パフォーマンスを披露して、公式戦42試合23ゴール13アシストを記録し、ラ・リーガ優勝とチャンピオンズリーグ制覇に貢献した。 このパフォーマンスを受け、イングランド代表としてEURO2024に出場するベリンガムには大きな期待が寄せられてきた。同選手は初戦の1-0で勝利したセルビア戦で1ゴールを記録したが、続く1-1のデンマーク戦、スコアレスドローのスロヴェニア戦では輝きを放てず。これを受け、同選手には批判的なコメントも散見され、またチームはファンからブーイングを受けている。 そんなベリンガムは、EURO2024でなかなか結果を残せない現状についてイングランドサッカー協会(FA)の『Lions' Den』で「試合終盤に向けて僕たちはサポーターにエネルギーを間違いなく求めている。前回の試合(スロヴェニア戦)で僕は完全に死んだような感じだった」と話し、ファンの重要性を説いた。 「でも、彼らが歌っているのを聞き、彼らがチャントをやっているのを聞いて、僕たちの最高ではないものの一定のレベルでプレーできるものだ。これは至って普通のことだ。でも、最も大切なことはこのバッジを着用しているとき、僕たちは彼らファンの代表であり、諦めてはいけないことだ。彼らはこのことを継続的に思い出させてくれる存在だと思う」