はじめての車中泊キャンプ! 快適に過ごすための必須アイテムは何が必要か?
キャンプではじめての車中泊に挑戦するという人も少なくないでしょう。テントで寝泊まりするのとはまた違った楽しさがありますが、快適に過ごすためには何かと準備が必要。そこで今回は、車中泊にチャレンジする前に用意しておきたい必需品を紹介します。 【写真】快適に就寝できる車中泊の工夫をチェックする(全9枚)
マットとシェードで快適なベッドタイム!
車中泊でまず必要になるのは、寝るためのマット。「シートを倒せばベッド代わりになるのでは?」と疑問に感じる人もいるかもしれませんが、フルフラットになるクルマであっても意外とシートには凸凹があります。空気を入れて膨らませるエアマットなら、シートの上に敷くだけでより快適な睡眠空間を実現。 シート同士の段差が気になる部分には、厚さ調節ができる折りたたみ式のマットを使うのがおすすめです。マットだけでは寝心地がイマイチという場合は、タオルなどを丸めて枕代わりにするだけでも楽に横になれるでしょう。 加えて、目隠し用にシェードを利用するのも効果的です。外からの明かりをシャットアウトしプライバシーも保護してくれるので、眠りにつきやすい環境に。車内用の明かりが欲しい場合は、クルマの電源を使わないタイプのランタンを活用すると、クルマのバッテリーへの影響もなく安心して寝られます。
温度調節アイテムも忘れずに
いくら車内で過ごすとはいえ、基本的にはエンジンを切るのがマナーです。車中泊時は車内の温度が外気の影響を受けやすくなるので、温度調節できるアイテムも必須。とくに山間部で過ごす際や寒い時期は寝袋があると便利です。 また、車内の暑さ対策も工夫しましょう。例えば網戸があることによって、虫の侵入を防ぎながら車内の空気を入れ替えることが可能。バックドア用の大きなものからフロントドア用の小さめサイズまで販売されているので、クルマのサイズや車内空間の使い方に合わせて選べます。ドアを解放するのが難しい夜間も、ポータブルエアコンやサーキュレーターでなるべく空気を循環させるようにしましょう。
プラスαの工夫でもっと楽しく!
車中泊を存分に楽しむためのアイテムとして、ポータブル電源を用意するのも主流なよう。たっぷり容量の電源がひとつあるだけで、ケトルを使ってお湯を沸かしたり、携帯を充電したりとできることが一気に増えるでしょう。夜中にノートパソコンで映画鑑賞をしたりなど、電源が心配がなければ車中泊の楽しみ方も広がります。 また車中泊中はエンジンを切ってしまう関係上、食材や飲み物の保管用にクーラーボックスを準備しておくのも忘れずに。少しの工夫と準備をしておくだけで、車内で過ごす空間が快適に。ルールとマナーを守りつつ、ぜひ車中泊キャンプにチャレンジしてみてください!
野中陽平