神奈川県・黒岩知事が定例会見5月12日(全文1)医療応援基金は20億円規模目指す
C-CATがクラスターの発生した医療機関に入る予定は?
NHK:では、今月、幹事社のNHKです。私から幾つか発表についてまず伺います。まず、C-CATなんですが、すでに県内でも幾つか医療機関でクラスターが発生しておりますけれども、このC-CATが近々、すでに発生している医療機関に入る予定というのはあるんでしょうか。 黒岩:これは、すでにもう実質的には入ってるという形ですね。県の対策本部のメンバーが現場に直行して、そして対応に当たってるといったこと、もうすでにやっております。それを、こういうことがあったときにもっと機動的に動けるようにということで、体制として整備したというふうにお考えいただきたいと思います。 NHK:これ、どこの病院に入ってるとか、そこまでは明らかには。 黒岩:どこの病院か分かりますか。分かります? A:はい。言っていいのかな。名前、オッケー? 大和市立病院、それから、厚木市立病院などの、相談レベルからですね、実際に行く以外にも電話での相談とかそういうことも含めて幅広く扱っていますので、あとは小田原市立病院とか、さまざまなところのご相談ということも含めて、実際の運用は少しずつ始まってるというところです。
基金は10万円給付を見込んで創設したのか
NHK:ありがとうございます。続いて基金についてですけれども、こちらの基金の創設については、現金10万円の一律給付の【***** 00:19:21】動きっていうのも結構あると思うんですけども、そういったことも見込まれての創設なのでしょうか。 黒岩:そうですね。今度10万円が皆さまに支給されるといったこと、あります。それはこういうふうな寄付に向けるという1つのきっかけにもなるかもしれない。そんな思いは当然あります。皆さまの幅広いご支援をよろしくお願いしたいと思います。 NHK:それと、この使い道といいますか、今いろいろご提案をいただいていますとあるんですが、何か具体的なこういったところに使えるんじゃないかという、知事のアイデア等ございますか。 黒岩:さまざまな、これ、今これまでの間を見ても、その時々によっていろんな局面が変わってまいりますね。当初、例えばマスクが足りないとか、防護服が足りないとか、こういう声が非常に強かったですよ。それがだんだん、こういうふうに推移する中で、少しずつ状態が変わってきていますね。ですから、この基金はその状態に合わせて、今一番必要なものに対して支援の手が届くように機動的に運用していきたいと考えています。そのために、この基金を募集するというだけではなくて、現場の皆さんの生の声をいただいて、それを反映しながらこれを運用していくと、そういう形にしていきたいと考えています。 NHK:続いて、小児コロナ受入医療機関についてですけれども、小児コロナ受入医療機関、これはいわゆる既存の小児科がある病院などを、そういう名前を冠するというような、そういうイメージなんでしょうか。 黒岩:そうですね。そういうことですね。これ、小児、受入医療機関ですね。それはもうその病院が、やりましょうと言ってくださったところがそういうふうな形になってまいります。 NHK:その次の資料ですかね、例えば2歳未満の、これですね、2歳未満の乳幼児でも、陰性であってもこちらは小児受入医療機関にまだ入院してもらうというか、その親御さんがなった場合は、というイメージで。 黒岩:そうですね。この間、フリーアナウンサーの赤江さんですか、あのときにそういう話がありましたよね。ご両親ともに陽性になって。で、お子さんが残されたといった場合ですね。どなたか別の家族が見てくださる場合にはいいでしょうけども、そうじゃない場合ですね。そういう場合に大変お困りになると思うんですけども、その場合に、この小児コロナ受入医療機関、そのお子さんは陰性であっても、この病院で受け入れようと、こういうことですね。