【ブルガリ】ミッドナイトブルーPVDケースに虹色の雲をあしらったアートウオッチ&ブルガリの自社工房がリニューアルして拡大
イタリア生まれ世界的なラグジュアリーブランド【ブルガリ(BVLGARI)】が最新ウオッチを発表。フランス人アーティスト、ローラン・グラッソとのコラボレーションから誕生した「オクト フィニッシモ ローラン・グラッソ 限定モデル」が世界限定200本で発売となり、価格は316万8000円(税込)。スイス・ジュラ山脈にある自社工房の大幅な改修と拡張が完了したことを発表した。
「オクト フィニッシモ ローラン・グラッソ 限定モデル」は、近年注目を集めているフランス人アーティスト、ローラン・グラッソと、ブルガリ ウォッチプロダクト クリエイション エグゼクティブディレクターのファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニとの共作となる。オーロラや流星、日食といった自然現象からインスピレーションを受けており、チタン製のケースとブレスレットをミッドナイトブルーPVDで幻想的にアレンジ。時針、分針、秒針の3つの針を配した真鍮製の文字盤も同じくミッドナイトブルーPVDを施し、さらに虹色に染まる雲を中央にデザインすることで、本機ならではのミステリアスなムードを演出。見慣れているはずの「オクト」のオクタゴン(八角形)フォルムに全く異なる息吹が吹き込まれた印象だ。腕時計というよりもアート作品と呼ぶほうが相応しい仕上がりといえるだろう。
ローラン・グラッソは「オクト フィニッシモ ローラン・グラッソ 限定モデル」について、次のようにコメントしている。「魔法のような形をした、ユニークな虹色の雲を思い浮かべました。浮遊する粒子と凍った無数の水滴によって回析された光が、さまざまな色で雲を輝かせ虹色が生まれます。この現象に魅せられた私は、ファブリツィオとの対話を通してそれをダイアル上に再現することを模索し始めたのです」。一方、ファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニは「時間を、計測するための単位としてではなく、形而上学的概念により形作られた空間として語るタイムピースとなりました」とコメントを残している。