MLB球宴国歌独唱歌手が“史上最悪の騒動”の舞台裏を激白 大失敗理由は飲酒「昨日は酔っていた。本来の私じゃない」
お茶の間を騒然とさせる事態を本人が謝罪した。 波紋を呼んだのは、現地時間7月15日に開催された米メジャーリーグのオールスター前日の恒例イベント・ホームランダービーでの出来事だ。同国を代表するシンガーソングライターのイングリッド・アンドレスの国歌斉唱がアレンジを利かせすぎたために、批判が殺到。手に負えないほどの炎上状態となった。 【動画】MLBで「史上最悪の国歌」と言われた歌手の独唱シーンはこちら 誰もが注目する檜舞台で大役を務めたアンドレスは、グラミー賞で新人賞のほか3部門でノミネートされた“実力派”のカントリー歌手だ。カントリー・ミュージックのおひざ元でもあるテキサスでの開催であるため、満を持して抜擢されたわけだが、彼女はやらかしてしまう。ユニホームに袖を通し、大勢のファンを前に高らかに歌い始めたのだが、徐々に音程は不安定に。球場に集った選手たちも思わず苦笑いを浮かべるほどの状態だった。 全米に中継された国家斉唱は、Xを中心としたSNSで瞬く間に波紋を呼んだ。米全国紙『USA Today』のマイケル・シュワブ記者も自身のXで「耳から血が出た。史上最悪の国歌演奏の一つだ」と酷評。さらにファンからは「笑わないようにするにはどうしたらいいんだ」「最近のグラミー賞のレベルが低くなっている証拠」など厳しい声が相次いだ。 そんな中で当人は猛省。炎上騒動の舞台裏を赤裸々に明かした。 国歌斉唱から一夜が明けた現地時間7月16日に自身のインスタグラムを更新したアンドレスは、「みんなに対して嘘はつくつもりはないわ」と書き出し、自身が酩酊状態にあったことを告白。そして、こう続けた。 「昨晩は酔っていたの。必要な助けを得るために今日、施設に入るわ。昨日の姿は本来の私じゃない。MLBと全てのファン、そしてこの国にここで謝罪します。あの演奏が大好き。リハビリがどんなものか皆にも伝えるわ。とても楽しいものみたい」 今後はアルコールに関する治療プログラムを受けると見られるアンドレス。大バッシングを受けたメンタル面を含め、万全の状態で復帰してもらいたいものである。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]