M-1連覇の令和ロマンに「むちゃくちゃや」 ミルクボーイが“偉業”を称賛「すべての言い訳をなくした」
2年連続トップバッターに「異常なこと」
2019年「M-1グランプリ」王者のミルクボーイが24日、ABCラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか!』(正午)に出演。22日に決勝が行われた今年のM-1で史上初の連覇を達成した令和ロマンを激賞した。 【写真】「違和感ない」「さすが本物のお金持ち」の声 令和ロマン・松井ケムリが札束を握りしめた衝撃の姿 内海崇は「連覇よ。こんなんむちゃくちゃやで。2年連続トップ(出番)で」と偉業に触れると、駒場孝も「トップを引かれて連覇っていうのが。そこをもっと言わなね。連覇だけじゃないという。自分らの力でできないことをしてるからね。トップを2回引かすっていう」と称えた。 内海は「これ以上ないやん。連覇の難しさプラストップの難しさ。これ以上、難しい条件ないのに」とあきれるほどで、令和ロマンについて「駒場さんは『神』で、オレは『笑いの神様に人間が勝った』って言うてんねん」と表現。駒場は「人間と思えへんけどな」と口にし、「M-1という世界においての神じゃないかなという。これ以上のことはもうできない」と発言。内海も「できないよ」と共感した。 駒場が「人間技じゃないっていう」と話すと、内海は「調べた方がええよ、ホンマに。未来人の可能性とか。何回も生まれ変わってるとか」と高比良くるま&松井ケムリの規格外のスケールに脱帽した。駒場は、例年は大会後にM-1関連の配信なども楽しみで視聴するとしたが、「今回は見る気にならんというか。すごいことを思い出してまう。令和ロマンのすごさを思い出してまうだけやから」と気が進まないと告白。普段することでもないのに、番組収録の帰りに花を購入したとも明かし「違う景色見なやってられへん」と口にした。内海も「(大会に)出てた身とすればね、異常なことが(起きた)。もっと言うときたい、異常と。ただの連覇じゃない」と力を込めた。 内海は、今年のネタ順1番手について「オレは笑いの神は令和ロマンに勝たさんとこうとしたと思うねん、必死で。神が出させた阿部一二三さんに乗り移って」と自説を主張。「(その後も)バッテリィズの大爆発が起こって。オレらと同じ7番手で。“これはもうバッテリィズやぞ”ってなったときに、トロフィーが(令和ロマンに)抱かれに行ったみたいな」と例えた。 まだまだ絶賛は止まらない。駒場は「とにかく偉業。5番(手)で優勝、7番で優勝ならわかんねんけどな。2年連続出番も(いい)。トップ2回連続引かすって言うのが変やもんね。手の施しようのないことをしたって感じがしますね。異常です」とほめ上げた。 ほかの9組のパフォーマンスも高く評価。内海は「やっぱりこの決勝に選ばれてるメンバーはすごいなって思いませんでした?」と切り出すと、「敗者復活から見てて、面白いやんか。本編始まったら、すごいあおられて。あんな裏側をまとめられて、“今からすごいことが起こる”ってハードル上げてのこの10組、みんな面白いっていう。“やっぱこのメンバーやったんやな、今年は”っていう」と思いを明かした。駒場は7人から9人になった審査員にも違和感なかったとし、内海は「めちゃめちゃムズいで。あれ、点数付けるの」と慮った。 2人は大阪吉本の2位に入ったバッテリィズ、結成2年半のジョックロックの健闘も称えた。駒場とABC・澤田有也佳アナウンサーは双子コンビのダイタクが登場する際の階段の降り方のシンクロぶりにも感動していた。駒場はオープニングで映し出されたM-1への思いを長文にしすぎたとし「あんな感じで出るとは」と悔やんだ。内海はトロフィーが『Bling-Bang-Bang-Born』を踊ってたことに「何しとんねん。笑うか!」と苦言を呈した。 内海は「すべての言い訳をなくした感じやねん、令和ロマンが。だから、来年からは第3章というか。令和ロマンって(結成)10年以内やし。オレら12年とか13年で獲ったから。(初期の)10年目までやったら出られへんかった。(令和ロマンは)10年以内で2連覇してるし、“忙しいからネタ作れんかった”っていう言い訳もなくしてもうてるやん。(普通は)傷だらけで出るんやけど」と言うと、「だから何で『Bling-Bang-Bang-Born』を踊らすねん。こんなすごいことが起こるのに」と再び触れて笑わせた。 ※高比良くるまの「高」の正式表記ははしごだか
ENCOUNT編集部