1軍復帰はいつ…?ファーム調整が続く主力野手(4)広島の4番候補がまさか
3月29日に開幕を迎えた2024年のプロ野球。幸先の良いスタートを切った選手がいる一方で、開幕からファームでの調整が続く選手もいる。特に主力野手が出遅れることは、チームの得点力にも大きな影響を与えることとなる。そこで今回は、早期の復帰が望まれているチームの主力打者を紹介したい。
末包昇大(広島東洋カープ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:188cm/112kg ・生年月日:1996年5月27日 ・経歴:高松商 - 東洋大 - 大阪ガス ・ドラフト:2021年ドラフト6位 昨季は、自身初の2桁本塁打をマークした末包昇大。今季は左膝の故障により、二軍で開幕を迎える結果となった。 末包は、社会人3年目を迎えていた2021年ドラフト会議で、広島東洋カープから6位指名を受けてプロ入り。 ルーキーイヤーから「7番・右翼」で開幕スタメンに抜擢されると、いきなり猛打賞を記録する鮮烈デビュー。同年は、31試合出場で打率.299、2本塁打、14打点と期待を抱かせる成績を残した。 昨季は6月から一軍に合流すると、65試合の出場で打率.273、11本塁打、27打点、OPS.862と持ち前の長打力を発揮。 今季はさらなる飛躍が期待されたが、キャンプ直前に左膝を負傷。3月26日の二軍戦で実戦復帰したが、開幕一軍メンバー入りを逃した。 チームではマット・レイノルズ、ジェイク・シャイナーなど右打者の離脱が相次いでいる。末包の打棒が爆発すれば、赤ヘル打線がさらに活性化しそうだ。
ベースボールチャンネル編集部