ランゲラック有終MVP「これ以上の喜びはない。日本で最高、一番のファンがいる」今季でグランパス退団、PK戦でも再び決めV貢献
◇2日 ルヴァン杯決勝 名古屋3―3(PK5-4)新潟(国立競技場) 2021年以来、3大会ぶりの制覇を目指す名古屋グランパスが、初タイトル獲得を狙う新潟を3―3で突入したPK戦の末、5―4で制し、2度目の優勝を飾った。22年から指揮を執る長谷川健太監督体制では初の戴冠となった。グランパスが日本人監督のもとでタイトルを獲るのも初めて。PK戦でキッカーも務めたGKランゲラックがMVPに輝いた。 ◆名古屋グランパス、歓喜の輪で喜び爆発【写真複数】 PK戦ではグランパスの2人目のキッカーにGKランゲラックが登場し、きっちり左隅に決めて、PK戦勝利に貢献した。同じくPK戦までもつれ込んだ広島とのルヴァン杯準々決勝第2戦(9月)でもGKランゲラックが2人目のキッカーを務めてPKを成功させていた。その際、長谷川健太監督は「ミッチ(ランゲラック)が一番うまいのは分かっていた」とキックの精度に太鼓判を押していた。 今季限りでの退団を発表している守護神はキッカーとしても活躍し、「これ以上の喜びはない。日本で最高、一番のファンがいる。PK戦の前からなぜか上手くいく気がした。トロフィーを掲げて恩返しをしたいと思っていた」と笑顔を見せた。
中日スポーツ