「夏の甲子園」最強高校ランキング16~20位
第106回全国高校野球選手権大会が2024年(令和6年)8月7日から17日間、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催。全国47都道府県の49代表校(北海道・東京は2校)が出場し、夏・王者をかけて熱戦を繰り広げる。 【表】夏の甲子園2024 組み合わせトーナメント表 ここでは、歴代の選手権大会における通算成績を基に、高校別のランキングを作成した。基準としたのは、「優勝」「準優勝」「4強」「8強」の回数。優勝:10pt、準優勝:5pt、4強:3pt、8強:1ptの合計ポイントでランク付けしている。ただ、配点によって順位変動は出てくるため、今回はこの配点に限ったランキングであることをご留意いただきたい。 ※同一Ptで並んだ場合、優勝回数が多い方が優先、以下も同様。 ※第105回大会まで時点
20位: 東海大相模高校(とうかいだいさがみ)
所在地:神奈川県 正式名称:東海大学付属相模高 <選手権大会成績> 優勝:2回 準優勝:1回 ベスト4:0回 ベスト8:2回 合計Pt:27Pt 20位は神奈川の強豪・東海大相模。 夏の甲子園では、第52回(1970年)と第97回(2015年)に優勝。1970年は決勝戦でPL学園(大阪)に打ち勝ち初優勝。2015年は、小笠原慎之介と吉田凌の二枚看板で、佐藤世那、平沢大河らの仙台育英(宮城)に勝利し、大会生誕100年の節目の年を彩った。 2022年は県大会決勝まで上り詰めるも、横浜に大接戦の末に敗退。昨年も県大会で甲子園優勝校、慶応に破れたが、今年は県大会決勝戦で横浜を破り、5年ぶり12回目の甲子園出場。富山商(富山)、広陵(広島)に勝利し、ベスト8に駒を進めている。 主なOB選手 原辰徳、森野将彦、大田泰示、菅野智之ら
19位: 仙台育英(せんだいいくえい)
所在地:宮城県 正式名称:仙台育英学園高等学校 <選手権大会成績> 優勝:1回 準優勝:3回 ベスト4:0回 ベスト8:3回 合計Pt:28Pt 19位には第104回大会(2022年)優勝、第105回大会(2023年)準優勝と大きくポイントを伸ばした仙台育英がランクイン。 宮城県内最多となる30回の夏の甲子園に出場している仙台育英。第97回大会(2015年)では平沢大河、郡司裕也らを中心に決勝戦まで駒を進めたが、小笠原慎之介擁する東海大相模(神奈川)に破れ準優勝となった。 第104回(2022年)は、高橋煌稀、湯田統真、仁田陽翔らの強力先発投手陣で勝ち抜き、決勝は下関国際(山口)を相手に1-8で完勝。東北勢に悲願の優勝旗をもたらした。 昨年の第105回大会(2023年)では前年度優勝メンバーを中心に、前評判通りに勝ち進んだが、決勝で勢いに乗る慶応(神奈川)に8-2で敗れ、連覇の夢は潰えた。 3年連続の甲子園出場を目指した今年は、宮城県大会決勝戦で聖和学園に破れまさかの敗退。リベンジへ向け新たなスタートを切ることとなった。 主なOB選手 上林誠知、平沢大河、松原聖弥、郡司裕也ら