【春高バレー】静岡県勢が男女そろって快勝発進…女子・富士見は健大高崎に逆転勝ち、男子・浜松修学舎は瀬戸内との接戦制す
◆バレーボール◇全日本高校選手権 第1日 ▽女子1回戦 富士見2-1健大高崎(5日、東京体育館) 男女1回戦が行われ、12年連続出場の女子・富士見が、2年生エース福元さやかのチーム最多27得点の活躍で健大高崎(群馬)に逆転勝ち。2年連続で初戦突破を果たした。男子・浜松修学舎は瀬戸内(広島)との接戦を2-1で制し、初出場で8強入りを決めた昨年に続き好発進を決めた。 〇…富士見は2年生エース福元がチーム最多27得点。昨年11月に右すねの痛みで1か月離脱。復帰後すぐは高い跳躍ができず、以前と同じ強打一辺倒では通用しないと実感。スパイクのコースを散らす心理戦の重要性に気付いた。「思い切り攻められた。昨年より自分につくブロックをなくせた」と成長に手応え。次戦は7月の全国総体で敗れた昨年女王の就実(岡山)に挑む。 〇…浜松修学舎は2年生セッターの若杉宙が巧みなバックトスでかく乱して接戦をものにした。第2セットを落としたが冷静に対処。攻撃に偏りがあったため、ともに全中優勝を経験した関屋幸馬(2年)にトスを散らすことで得点を生み出してチームを勝利に導いた。不調が続いたが「いいプレーがでたところもあった」と安どの表情。6日の福井工大福井戦に向け「格上だけど、同じ高校生。勝つ気持ちで挑む」と力を込めた。
報知新聞社